「2021年度版 ものづくり白書」
2021年5月28日 閣議決定を経て、
経済産業省・厚生労働省ホームページに
ニュースリリースされました。
経済産業省の報道発表にもあるように
「ニューノーマル」に突入した
製造業を取り巻く環境の急速な変化
本白書では、
ものづくり企業におけるデジタル技術の活用と
人材育成に向けた取り組みなども紹介されています。
今回のコラムも、引き続き
ものづくり白書をピックアップ
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、
ものづくり企業が実施した人事労務管理の施策」
を中心に求人票の書き方も検証します。
※以下の資料は、経済産業省ホームページ
公開資料から引用します。
「2021年版ものづくり白書」新型コロナウイルス感染症 人事労務管理の施策と課題
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて
ものづくり企業が実施した人事労務管理施策と課題
白書では、大企業と中小企業に区分・集計した
調査結果が報告されています
■ 実施した人事労務管理施策
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大を
受けて実施した人事労務管理施策」
代表的な施策をピックアップすると
「出張の禁止・制限」は
大企業:80.1%
中小企業:47.4%
「リモートワークの導入・活用」は
大企業:64.7%
中小企業:28.9%
「時差通勤・フレックスタイム制の導入・活用」は
大企業:49.0%
中小企業:21.1%
「通勤手段の柔軟化(電車→自家用車など)」は
大企業:29.9%
中小企業:16.9%
更に
大企業では
「採用活動方法(説明会、面接など)の見直し」が53.1%
中小企業では
「特に実施していない」が28.3%
など、企業規模による対応の違いが
うかがえる結果となっています。
■ リモートワークを導入・活用している部門と課題
「リモートワークを導入・活用している部門」
大企業では
・事務部門(総務・経理):75.6%
・営業・販売部門:72.4%
・設計・開発・研究部門:53.8%
中小企業では
・営業・販売部門:59.5%
・事務部門(総務・経理):45.2%
・設計・開発・研究部門:36.6%
ちなみに、
白書で「ものづくり産業の根幹」とコメントしている
「製造部門(工場の生産現場)」については
大企業:3.8%
中小企業:6.0%
となっています。
■ リモートワークを活用する上での課題
「リモートワークを活用する上での課題」
大企業・中小企業とも
・「従業員同士のコミュニケーションが希薄になっている」
・「従業員の仕事の進捗管理が難しい」
・「資料が手元になく仕事がしづらい」
の順に回答割合が高いことが
特徴的な結果となっています。
「2021年版 ものづくり白書」
詳細は、下記【出典・引用】各URLからご確認ください
【出典・引用】
経済産業省ホームページ 2021.05.28
「令和2年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)を取りまとめました
▽
https://www.meti.go.jp/press/2021/05/20210528002/20210528002.html
厚生労働省ホームページ 2021.05.28
「令和2年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)を本日閣議決定
▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/newpage_18886.html
欲しい人材に響く! 求人票の書き方( コロナ禍の人事労務管理施策/求人票の書き方 )
「2021年版ものづくり白書」
今回のコラムでは
新型コロナウイルス感染症について
・感染拡大を受けて実施した人事労務管理施策
・リモートワークの導入・活用状況と課題
などのデータをご紹介しました。
コロナ禍での人材採用/求人票の書き方
これまで本連載コラムでは、
「中小企業白書」・「日商・東商調査」の
データをご紹介し検証を行ってきました
【「中小企業白書」・「日商・東商調査」関連コラム】
[日商・東商調査]2021年2月 コロナ禍の人手不足/業態転換/即戦力採用【求人票の書き方 #17-2021】
[2021年版中小企業白書]2020年コロナ禍 働き方改革への対応と課題【求人票の書き方 #16-2021】
[2021年版中小企業白書]2020年コロナ禍 人員の過不足/人手不足の影響【求人票の書き方 #14-2021】
[2021年版中小企業白書]2020年コロナ禍 人員不足な職種・過剰な職種【求人票の書き方 #15-2021】
[2021年版中小企業白書]中小企業の新卒採用 10年ぶりチャンス到来か?【求人票の書き方 #13-2021】
今般ご紹介した
ものづくり企業の人事労務施策の状況と
求人票の書き方
たとえば
「出張の禁止・制限」や
「時差通勤・フレックスタイム制の導入」や
「通勤手段の柔軟化」などの項目は
「仕事の内容」だけではない
「コロナ禍での働き方/就業環境」として、
求職者の関心が高い事柄の一つであろうことは
想像に難くありません。
2012年(平成24年)以来、
本連載コラムや商工会議所などでの
「求人票の書き方セミナー」で
繰り返しお伝えしていることは
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」
▽
「求人票とは、面接の場に応募者を
集客するための情報発信ツール」
という視点と考え方です
求人広告のターゲットとは
「就職先・転職先をサーチしているみなさん」
その仕事選び・会社選びの興味・関心事が
時代時代で変わってくることは、広告のそれと本質は同じです。
数年前、"応募者を増やす書き方ノウハウ"でよく語られていた
「正社員登用制度」や「キャリアアップ」などの
キーワード・キャッチコピーが、今現在も
以前のような訴求力があるかどうかは・・・です。
そして、仕事選び・会社選びでの
「リモートワーク/テレワーク」に
対する求職者の興味・関心と期待
2020年にリニューアルされた
ハローワーク求人票では
"就業場所情報"としての「在宅勤務」欄が新設され、
ハローワークインターネットサービスでは、求職者向けに
「テレワーク・在宅勤務の求人情報検索のしかた」
も公開しています。
とはいえ、
「テレワークセミナー」に登壇した際にも、
みなさまにお伝え致しましたが
「テレワーク」とは必ずしも「在宅勤務」だけではなく
「モバイル勤務」や「サテライトオフィス勤務」も
そのカテゴリの働き方に分類されています。
・自社のテレワーク/リモートワークとは、どのような働き方か
・その働き方は、どんな人事労務管理のルールで実施しているか
・その働き方に、どんな手当を支給し・どんな評価制度を導入しているか
「自社のなにを・どんな言葉にして求人票で伝えれば、
今現在の求職者の不安・疑問に応えることができそうか」
そんな視点で、ハローワーク求人票の「特記事項」欄なども
活用して丁寧に・的確に・わかりやすく求職者に伝えることが
書き方の大切なポイントです。
また、面接などの採用方法も見直しているのであれば
その情報もしっかりと求人票で伝えておきたいところです。
【ニューノーマル・テレワークと求人票の書き方 関連コラム】
大阪の企業 年末の人手不足感は上昇傾向 ニューノーマル時代の求人票【求人票の書き方 #08-2021】
[東商/大商/内閣府調査] テレワークの状況と課題、在宅勤務と求人戦略【求人票の書き方 #35-2020】
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考となれば幸いです。
Office Heart Rockは、2012年6月の開業以来
ハローワークの求人票の書き方・活用ノウハウを
人材確保にお困りのみなさまに
◆求人コンサルティング
◆求人票ライティング など
求人・採用活動のサポートメニューを
提供しています。
当サイトの【連載コラム:求人票の書き方】は
2020年1月に記載項目が拡充・リニューアルされた
"新求人票"に完全準拠
欲しい人材に響く求人票ライティングの
ノウハウ・お役立ち情報を随時更新しています。
◆御社の求人・採用活動のヒントに
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ご活用ください
#求人票の書き方 連載コラムでも
繰り返しお伝えしておりますが、
「求人とは、集客」
「求人票も、広告」です。
どこに出すか?よりも、
だれに・なにを・どう伝えるか?
求人票も書き方次第、
求人情報も伝え方次第。
求人票でも・有料求人広告でも・採用ページでも
その本質は、商品・サービスを広報・PRする
視点・考え方となんら変わりはありません。
弊社では、ハローワーク求人票のほか、
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よい求人・採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。
【ご参考】
■求人票の書き方セミナー・講演実績
求人とは、集客。 欲しい人材に響く!「求人票の書き方」セミナー
Office Heart Rock 講演実績(求人票の書き方・採用面接の進め方)
求人票の書き方セミナー お客さまの声
■求人票コンサルティング・ライティング
求人とは集客、求人票も広告です。 求人票コンサルティング・ライティング
求人票コンサルティング お客さまの声・事例
■解説動画・オンライン講座
3分でわかる 欲しい人材に響く!求人票の書き方※2015.06.30
※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基にして、
記事として掲載させて頂いております。
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