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大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. 【採用ページが一番効果的?】”自社ホームページ×求人票”  求人情報のメディアミックス戦略【前篇】
 

【採用ページが一番効果的?】”自社ホームページ×求人票” 
求人情報のメディアミックス戦略【前篇】

2014/05/19

 

求人情報の出し方。

”どこに・どのように出せば効果的であるか”

多種多様な求人媒体がある昨今、
さまざまな方法があります。

例えば、
「自社のホームページに採用ページを作ることが効果的」
という方法論もその一つ。
ですが、私見ながら、
「応募者を集める効果を上げるためには、
採用ページを設けるだけでOKか???」

については、
求人戦略(効果的な求人票の書き方など)が必要なのでは???
と考えています。

今回は、
「お店の販促・集客のからのアプローチ」
と、
ハローワークの取材で裏付けを取った
「採用ページを作らなくてもできる
 自社ホームページでの求人情報の出し方のアイデア」

を前篇・後篇に分けてご紹介致します。

※以下のデータは、「2015年版中小企業白書」
 公開資料より引用します。
 ▽


1.まず、この統計データをご紹介します。


本コラムで何度か引用している”中小企業白書”で
提示されたデータを引用してご紹介します。

 

セミナーでもお話させて頂いているのですが、
「自社ホームページでの告知」の

採用実現率(折れ線グラフ)は、46.4%

 

ハローワーク、就職ポータルサイト、

新聞・雑誌等の求人広告の採用実現率と

比べて見劣りしていることは否めません。


この傾向について、白書では

 大企業と比較した場合、大企業においては「ハローワークへの求人」以外にも
 「就職ポータルサイトの利用」や「自社ホームページを作成」等の割合が
 高くなっており、このような大企業と中小企業の違いは経営資源の差が一因に
 なっているとも考えられる。

とコメントしています。

今の時代、集客・PRのため自社ホームページを設けるのは、
ほぼ、「必須」ですから、
ここでいう
「自社ホームページを作成」の「作成」は、「採用ページを作る」こと

を指していると考えます。


採用ページを作ることは、ホームページの業者さんによって、
多種多様な料金体系があろうかと考えますが、
相応の「費用=コスト」を考えなければならないケースがあるかと考えます。

費用を投入するのであれば、経営判断としては、
「対費用効果」を検討することになろうかと考えます。


2.さて、「採用ページを作れば効果的」でしょうか???


みなさんの広報・PR戦略に置き換えて考えてみます。

「自社ホームページを作れば、それで集客はOK」でしょうか???
私見ながら、寧ろ、
「ここから、集客のための広報・PR戦略が始まる」
と考えます。


例えば、
①検索順位を上げるためのSEO対策。
②広告媒体に検索ワードを載せる。
③ショッピングモールに出店。
などは、
「自社ホームページを知ってもらう広報戦略」ですよね。


つまり、求人戦略に置き換えると、
「採用ページを作ることが応募者を集めるのに効果的」
なのではなく
「採用ページを作ってから効果的に応募者を集めること」
そのニュアンスはかなり異なります。


3.ところで、求職者がどうやって、採用ページにたどり着くか?ということですが。


これは、私自身の転職経験からでのお話ですが、

各社採用ページは、このようなリサーチをしてました。

①その会社の知名度が高いor気になっている会社の場合

検索ワードは、「●●株式会社 採用情報」

②職種で検索する場合

検索ワードは、「人事職 採用情報」


さて、このような求職者のリサーチ行動に対応して

自社の採用ページを検索順位の上位にもってくるには、
採用ページの作成に加え、別途それ相応の

検索順位を上げる対策を講じなければなりませんね。

 

また、

最近のTV-CF、チラシなどでも

よくみかけますが、

 

お客様に、自社ホームページに訪問してもらうため、

"誘導の仕掛け"をあちこちに散りばめておくことも

対策のひとつです。


4.広報視点からみたホームページの役割を検証してみます。


私見ながら、このような役割があると考えています。

(1)自社ホームページの役割


ホームページの役割。
いろいろな役割がありますが、

私見ながら、
「信頼できる情報ソース」
つまり
「媒体に展開した得た、限られた情報の裏付け」
の役割もあると考えています。

広告をみたけど、どんな会社のどんな製品か詳しく知りたい
        ↓
ホームページで確認してみよう
        ↓
なるほどね。たしかにそうだ。
        ↓
じゃあ。買おうか

とういう流れ。

広告を観た見込み客が、購入してくれるお客さまにコンバージョンしていく流れですよね。


(2)「応募者はホームページを必ずチェックします」って・・・


これ、よく言われることです。

※ここからは、フリーで直接、その会社の採用ページにたどり着いた
 応募者は別としてお話します。ご了承ください。

求人広告、例えば情報誌・転職サイトなどでは、
給料・勤務時間など基本的な労働条件がメインです。

会社の詳細情報は、掲載紙面が大きくないと求人広告からは、
情報を読み取ることができません。

だから、会社名で検索して、ホームページをチェックします。
私もそうでした。

では、
「どこの・なにをチェックするのか」

ですが、
これは私の実体験から。

求人を出している会社の
①役員構成・資本金・取引先銀行・従業員の数:会社の詳しいこと
②社長のご挨拶・企業理念・経営方針    :トップの価値観
③製品・サービス情報           :なにをやってる会社か

そして、
「採用情報(採用ページ)」

なぜ、「採用情報(採用ページ)」を見るのか???ですが、

手元にある求人情報と採用ページを見比べて、
採用ページの情報が
①手元の求人情報と齟齬はないか
②手元の求人情報以上の情報はないか

それともう一つ
「採用ページ」があったら、
③手元の求人は本当にあるのか

この一連の流れ、
つまりは、手元にある求人情報ソースの
「裏付けを取る」ためです。


5.私見ながら「採用ページの役割」を検証します。


ここまでお話してきたことのまとめになりますが、


求人戦略の視点から、
「採用ページを作ること」に費用をかけることが許される状況であれば、

「採用ページの作り方のポイント」は、
「採用ページ」の役割=求人情報の裏付け

”応募者の手元にいく求人情報の信頼性が担保されていること。”

必須条件として、最低限。

その上で、付加情報として、

”求人票などで書ききれない情報をコンテンツとして掲載する”

になると考えます。

そして、用意した「採用ページを知ってもらう」ための
効果的な広報・PR戦略の検討が必要かと考えます。

つまり、
”自社ホームページ×求人票”のメディアミックス戦略

ハローワークは、日本最大の求人メディア。
これは、ハローワークの取材でお伺いしたことですが、
全国で延べ17万人。大阪府では延べ2万人が利用

しています。

ハローワークの求人票にも自社ホームページのURLを掲載する欄があります。
しかも求人広告としての掲載紙面の大きさは、A4サイズです。

 

採用ページを求人・採用活動の

メインコンテンツに据えるのであれば、

 

ハローワークの求人票に

採用ページに誘導する仕掛けを

仕込んでおけば

広報媒体としての活用価値は十分ある


と考える所以です。



「求人とは、集客」
「求人票も、広告。」
です。
 
求人情報も伝え方次第。
どこに出すか?よりも、
だれに・なにを・どう伝えるか?  
 
求人票でも・有料求人広告でも・採用ページでも
その本質は、商品・サービスを広報・PRする
視点・考え方となんら変わりはありません。
 
弊社では、ハローワーク求人票のほか、
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
よい求人・採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。

 

 
 
【ご参考】
■求人票の書き方セミナー・講演実績

求人とは、集客。 欲しい人材に響く!「求人票の書き方」セミナー 
 
Office Heart Rock 講演実績(求人票の書き方・採用面接の進め方) 
 
求人票の書き方セミナー お客さまの声 

 

■求人票コンサルティング・ライティング
求人とは集客、求人票も広告です。 求人票コンサルティング・ライティング 
 
求人票コンサルティング お客さまの声・事例                    

 

■解説動画・オンライン講座
3分でわかる 欲しい人材に響く!求人票の書き方※2015.06.30 
 
求人票の書き方 オンライン講座※2016.03.01 配信開始



今回は、ここまでで。




最後までお読み頂き有難うございました。

では、また。

 

※本コラムの内容は、各所取材の上、入手した情報を基に、

 記事として掲載させて頂いております。




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