求人情報の出し方。
例えば、ですが、私見ながら、
「自社のホームページに採用ページを作ることが効果的」
という方法論もその一つ。
1.まず、この統計データをご紹介します。
本コラムで何度か引用している”中小企業白書”で
提示されたデータを引用してご紹介します。
セミナーでもお話させて頂いているのですが、
「自社ホームページでの告知」の
採用実現率(折れ線グラフ)は、46.4%
ハローワーク、就職ポータルサイト、
新聞・雑誌等の求人広告の採用実現率と
比べて見劣りしていることは否めません。
この傾向について、白書では
大企業と比較した場合、大企業においては「ハローワークへの求人」以外にも
「就職ポータルサイトの利用」や「自社ホームページを作成」等の割合が
高くなっており、このような大企業と中小企業の違いは経営資源の差が一因に
なっているとも考えられる。
「自社ホームページを作成」の「作成」は、「採用ページを作る」こと
2.さて、「採用ページを作れば効果的」でしょうか???
①検索順位を上げるためのSEO対策。などは、
②広告媒体に検索ワードを載せる。
③ショッピングモールに出店。
3.ところで、求職者がどうやって、採用ページにたどり着くか?ということですが。
これは、私自身の転職経験からでのお話ですが、
各社採用ページは、このようなリサーチをしてました。
①その会社の知名度が高いor気になっている会社の場合
検索ワードは、「●●株式会社 採用情報」
②職種で検索する場合
検索ワードは、「人事職 採用情報」
さて、このような求職者のリサーチ行動に対応して
自社の採用ページを検索順位の上位にもってくるには、
採用ページの作成に加え、別途それ相応の
検索順位を上げる対策を講じなければなりませんね。
また、
最近のTV-CF、チラシなどでも
よくみかけますが、
お客様に、自社ホームページに訪問してもらうため、
"誘導の仕掛け"をあちこちに散りばめておくことも
対策のひとつです。
4.広報視点からみたホームページの役割を検証してみます。
(1)自社ホームページの役割
広告をみたけど、どんな会社のどんな製品か詳しく知りたい
↓
ホームページで確認してみよう
↓
なるほどね。たしかにそうだ。
↓
じゃあ。買おうか
(2)「応募者はホームページを必ずチェックします」って・・・
求人を出している会社の
①役員構成・資本金・取引先銀行・従業員の数:会社の詳しいこと
②社長のご挨拶・企業理念・経営方針 :トップの価値観
③製品・サービス情報 :なにをやってる会社か
そして、
「採用情報(採用ページ)」
手元にある求人情報と採用ページを見比べて、
採用ページの情報が
①手元の求人情報と齟齬はないか
②手元の求人情報以上の情報はないか
それともう一つ
「採用ページ」があったら、
③手元の求人は本当にあるのか
5.私見ながら「採用ページの役割」を検証します。
全国で延べ17万人。大阪府では延べ2万人が利用
しています。
ハローワークの求人票にも自社ホームページのURLを掲載する欄があります。
しかも求人広告としての掲載紙面の大きさは、A4サイズです。
採用ページを求人・採用活動の
メインコンテンツに据えるのであれば、
ハローワークの求人票に
採用ページに誘導する仕掛けを
仕込んでおけば
と考える所以です。
「求人とは、集客」
「求人票も、広告。」です。
求人情報も伝え方次第。
どこに出すか?よりも、
だれに・なにを・どう伝えるか?
求人票でも・有料求人広告でも・採用ページでも
その本質は、商品・サービスを広報・PRする
視点・考え方となんら変わりはありません。
弊社では、ハローワーク求人票のほか、
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
よい求人・採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。
【ご参考】
■求人票の書き方セミナー・講演実績
求人とは、集客。 欲しい人材に響く!「求人票の書き方」セミナー
Office Heart Rock 講演実績(求人票の書き方・採用面接の進め方)
求人票の書き方セミナー お客さまの声
■求人票コンサルティング・ライティング
求人とは集客、求人票も広告です。 求人票コンサルティング・ライティング
求人票コンサルティング お客さまの声・事例
■解説動画・オンライン講座
3分でわかる 欲しい人材に響く!求人票の書き方※2015.06.30
求人票の書き方 オンライン講座※2016.03.01 配信開始
今回は、ここまでで。
最後までお読み頂き有難うございました。
では、また。
※本コラムの内容は、各所取材の上、入手した情報を基に、
記事として掲載させて頂いております。