前回・前々回、そして今回
3回にわけてご紹介したデータ
「就活生がイメージする働きたい組織の特徴」
・ウェットな人間関係で、プライベートも関わりたい
・密なコミュニケーションで、一体感のある職場で働きたい
・共通の目標に向けチームで働きたい
今回のデータでも
求人・採用関連の情報サイトで見受ける
就活生像とは違うニュアンスがうかがえます。
【関連コラム】
開業以来10年にわたり
本連載コラムや「求人票の書き方セミナー」等の
機会に繰り返しお伝えしていることは
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」
という視点・考え方
求人情報/コンテンツも広告である以上、
「自社が想定する広告の読み手(求める人材像)」が存在します。
「求める人材像」とは広告を訴求するターゲット
求人票を広告として機能させるためには
読み手(=求める人材)の興味・関心を惹く
コンテンツ・読み物であることが必須であるとともに
ターゲットによって、刺さる言い回し/表現・
言葉のニュアンスがあろうことは想像に難くありません。
自社の「欲しい人材像」が、
今回ご紹介したような組織の特徴を好むような就活生であれば
・「日々多くの人を巻き込んで仕事をしている」をイメージさせるコンテンツ
・「ウェットで密な職場のコミュニケーション」をイメージさせるコンテンツ
・「チームで働き、目標の達成感をわかちあう」をイメージさせるコンテンツ
など、
その就活生(=求める人材)が知りたい・ニーズにフィットした
"具体的でリアル"な情報をしっかりと伝えておきたいところです。
欲しい人材に訴求する求人コピー/コンテンツに
「いっときの流行り廃りなフレーズ/イメージ」はあっても、
・自社の欲しい人材/自社にマッチする人材に向け
・自社のウリを求人票・求人媒体で的確に発信し
・自社で働くことに興味・関心を持ってもらい応募してもらう
その目的の本質・広告の果たすべき役割は変わることはありません。
巷に溢れる"それらしい" 求人コピーやコンテンツ/イメージに
引っ張られたり・振り回されたり・囚われることなく
「うちの言葉・表現で、うちで働く魅力・メリット」を
わかりやすく・ていねいに・誠実に伝えておきたいところです。
求人票・コンテンツも書き方・伝え方次第で
その印象はガラリと変わります。
みなさんは、どんな言葉/表現で
だれに・なにを・どう伝えますか?