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求人とは集客、求人票も広告です。Web/紙媒体も書き方次第、
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大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. 理想のオフィス/ワークスタイル/人間関係 就活生が働きたい会社の特徴③ [#12-2023]
 

理想のオフィス/ワークスタイル/人間関係 就活生が働きたい会社の特徴③
[#12-2023]

2023/03/28

***求人コンテンツ・求人票でなにを伝えるか?の本質***

 

就活生が働きたい企業風土

就活生が働きたい会社の特長


3月に入り就活解禁となりましたが

就活生の興味・関心の指向を知ることは

自社PR・求人戦略に有効な打ち手となるはずです。

 

2023年3月20日、

厚生労働省ホームページに

興味深いデータが公開されました

 

今回のコラム、その概要を紹介し

求人票の書き方を検証致します

※以下の資料は、総務省等
 各ホームページで公開されている資料より引用します。

就活生が働きたい組織の特徴③【ワークスタイル/コミュニケーション】(厚労省 資料より)


今回ご紹介するデータは
2023年03月20日 厚生労働省が公表した
「新しい時代の働き方に関する研究会」資料

民間企業のデータを基に厚生労働省が作成した
以下の集計結果が公開されています。

本調査は設問項目に「A:青/B:赤」の
対立意見を提示「よりどちらか?」を
集計したことが特徴です

図表出典:厚生労働省 新しい時代の働き方に関する研究会 第1回資料3

この調査結果のワーク/コミュニケーションスタイルに関する各項目/対立意見のバランスを
「どんな会社/職場環境で働きたい」の視点を加えてまとめてみると
 
1.転勤/ジョブローテション/オフィス環境
 ・「幅広い地域」よりも「特定の地域」で働きたい
 ・「様々な仕事を、短期間」よりも「特定の仕事を、長期間」担当したい
 ・「きれいで整然/規律を求められる」オフィスで働きたい
 
2.ワークスタイル/チームワーク
 ・「一人で完結」よりも「多くの人を巻き込む」仕事がしたい
 ・「自分起点のイニシアティブで働く」よりも「共通の目標に向けチームで働く」
 ・「仕事と私生活のバランスを自分でコントロール」して働きたい

3.人間関係/コミュニケーション
 ・「ドライな人間関係」よりも「ウェットな人間関係」でプライベートも関わりたい
 ・「希薄なコミュニケーション、個人の自由に任せる」よりも
  「密なコミュニケーションで、一体感のある」職場で働きたい

こちらも、
先の連載コラムでご紹介したように
巷で語られる"就活生の人材像"からは
意外と感じるような志向も垣間見える結果が報告されています。

本コラムでご紹介したデータ、
詳しくは下記【出典・引用】各URLから
ご確認ください

 

【出典・引用】

厚生労働省ホームページ 2023.03.20
新しい時代の働き方に関する研究会

欲しい人材に響く! 求人票の書き方 (求人コンテンツ・求人票でなにを伝えるか?の本質)


前回・前々回、そして今回
3回にわけてご紹介したデータ
「就活生がイメージする働きたい組織の特徴」

・ウェットな人間関係で、プライベートも関わりたい
・密なコミュニケーションで、一体感のある職場で働きたい
・共通の目標に向けチームで働きたい

今回のデータでも
求人・採用関連の情報サイトで見受ける
就活生像とは違うニュアンスがうかがえます。

【関連コラム】
 
開業以来10年にわたり
本連載コラムや「求人票の書き方セミナー」等の
機会に繰り返しお伝えしていることは
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」
という視点・考え方

求人情報/コンテンツも広告である以上、
「自社が想定する広告の読み手(求める人材像)」が存在します。

「求める人材像」とは広告を訴求するターゲット
求人票を広告として機能させるためには
読み手(=求める人材)の興味・関心を惹く
コンテンツ・読み物であることが必須であるとともに
   
ターゲットによって、刺さる言い回し/表現・
言葉のニュアンスがあろうことは想像に難くありません。 
 
自社の「欲しい人材像」が、
今回ご紹介したような組織の特徴を好むような就活生であれば
 ・「日々多くの人を巻き込んで仕事をしている」をイメージさせるコンテンツ
 ・「ウェットで密な職場のコミュニケーション」をイメージさせるコンテンツ
 ・「チームで働き、目標の達成感をわかちあう」をイメージさせるコンテンツ
など、
その就活生(=求める人材)が知りたい・ニーズにフィットした
"具体的でリアル"な情報をしっかりと伝えておきたいところです。

欲しい人材に訴求する求人コピー/コンテンツに
「いっときの流行り廃りなフレーズ/イメージ」はあっても、
 ・自社の欲しい人材/自社にマッチする人材に向け
 ・自社のウリを求人票・求人媒体で的確に発信し
 ・自社で働くことに興味・関心を持ってもらい応募してもらう
その目的の本質・広告の果たすべき役割は変わることはありません。
 
巷に溢れる"それらしい" 求人コピーやコンテンツ/イメージに
引っ張られたり・振り回されたり・囚われることなく
「うちの言葉・表現で、うちで働く魅力・メリット」を
わかりやすく・ていねいに・誠実に伝えておきたいところです。
 
求人票・コンテンツも書き方・伝え方次第で
その印象はガラリと変わります。
  
みなさんは、どんな言葉/表現で
だれに・なにを・どう伝えますか?

 
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
 
※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。

 


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「ハローワーク求人票の書き方・活用ノウハウ」をメインコンテンツに 
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