入社後どんな環境で・どう成長したい? 就活生が働きたい会社の特徴②
[求人票の書き方 #11-2023]
2023/03/25
***伝えておきたい「うちの成長スタイル」***
就活生が働きたい企業風土
就活生が働きたい会社の特長
3月に入り就活解禁となりましたが
就活生の興味・関心の指向を知ることは
自社PR・求人戦略に有効な打ち手となるはずです。
2023年3月20日、
厚生労働省ホームページに
興味深いデータが公開されました
今回のコラム、その概要を紹介し
求人票の書き方を検証致します
※以下の資料は、総務省等
各ホームページで公開されている資料より引用します。
就活生が働きたい組織の特徴②【成長とワークスタイル】(厚労省 資料より)
今回ご紹介するデータは
2023年03月20日 厚生労働省が公表した
「新しい時代の働き方に関する研究会」資料
民間企業のデータを基に厚生労働省が作成した
以下の集計結果が公開されています。
本調査は設問項目に「A:青/B:赤」の
対立意見を提示「よりどちらか?」を
集計したことが特徴です

図表出典:厚生労働省 新しい時代の働き方に関する研究会 第1回資料3
この調査結果の成長スタイルに関する各項目/対立意見のバランスを
「どんな会社/職場環境で働きたい」の視点を加えてまとめてみると
1.どうやって成長できるか?
・「ゼロから学び成長」よりも「これまでの経験を活かし成長」できる会社
・「個人が試行錯誤して成長」よりも「会社が持つノウハウ・型で成長」できる会社
・「体力的・精神的ストレスがかかっても、短期で成長できる」よりも
「無理に短期に成長するより、体力的・精神的がかからない」会社
2.どんな成長ができるか・したいか?
・「企業独自の特殊な能力」よりも「どこでも通用する汎用的な能力」が身につく会社
・「自分が主役で活躍」よりも「周囲の優秀な人材に刺激を受けて」成長できる会社
・「特定の人と深い」よりも「多様な人と幅広い」人間関係が築ける会社
3.どう働いて成長したいか?
・「仕事のやり方に明確な型がなく、個人の自由や裁量で仕事を任させる会社」よりも
「仕事のやり方に明確な型があり、それに則ることが期待される会社」で成長したい
こちらも、
先の連載コラムでご紹介したように
巷で語られる"就活生の人材像"からは
意外と感じるような志向も垣間見える結果が報告されています。
本コラムでご紹介したデータ、
詳しくは下記【出典・引用】各URLから
ご確認ください
【出典・引用】
厚生労働省ホームページ 2023.03.20
新しい時代の働き方に関する研究会
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【関連コラム】
欲しい人材に響く! 求人票の書き方 (伝えておきたい「うちの成長スタイル」)
今回ご紹介したデータ・2択の傾向で
「就活生がイメージする入社後の成長」を
一言フレーズでまとめてみると
・就職した会社で「どこでも通用する能力」を身につけたい
・就職した会社で「自分が主役であること」は必ずしも求めていない
・自分で試行錯誤するよりも、出来上がった型・ノウハウで学びたい
・短期の急激な成長や、仕事での個人の裁量の大きさは求めていない
・働くことで幅広い人間関係を構築したい
など
最近「ゆるブラック企業の特徴・リスク」などがクローズアップされていますが、
意外とコンサバな就活生の成長や働き方の傾向/特徴がイメージできます。
さてここで、
就活生向けの求人情報/コンテンツを眺めてみると
「若手にもドンドン仕事を任せます!」
「あなたのチャレンジを応援します!」
「〇倍速で圧倒的に成長できる会社!」
巷には、こんな勢いの求人コピーが溢れていますが
そんな人材像の就活生に向けて刺さっているかどうかは???です。
とはいえ「どんな成長スタイルか?」は
情報の読み手である就活生が
「入社後のイメージ」を醸成する重要な要素の一つ。
開業以来10年にわたり
本連載コラムや「求人票の書き方セミナー」等の
機会に繰り返しお伝えしていることは
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」
という視点・考え方です
求人情報/コンテンツも広告である以上、
「自社が想定する広告の読み手(求める人材像)」が存在します。
「求める人材像」とは、広告を訴求するターゲット
求人票を広告として機能させるためには
読み手(=求める人材)の興味・関心を惹く
コンテンツ・読み物であることが必須であるとともに
ターゲットによって、刺さる言い回し/表現・
言葉のニュアンスがあろうことは想像に難くありません。
そして、就活生(=求める人材)が知りたいことは
「その会社ならでは」の"具体的でリアル"な情報、
ありがちで具体性のない求人コピーの羅列ではありません。
求人コピーの"流行り廃り"に、
引っ張られたり・振り回されることなく
「うちの育成スタイル/成長プロセス」などの情報を
採用コンテンツでも会社説明会でも採用面接でも
「うちの言葉・表現で」わかりやすく・ていねいに伝えておきたいところです。
求人票・コンテンツも書き方・伝え方次第で
その印象はガラリと変わります。
みなさんが新卒採用で「求める人材像」は
みなさんの会社で「どんな成長」を望んでいる人ですか?
そんな就活生に、みなさんは
どんな言葉で・なにを・どう伝えますか?
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。
