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[速報 10/2] 8月 有効求人倍率 大阪8か月連続低下 16道県で1.0倍割れ

2020/10/02

8月 有効求人倍率
 
2020年10月2日
大阪労働局・厚生労働省から
データが公表されました。
 
・最高は福井県と
 岡山県の1.43倍
・最低は沖縄県の0.67倍

 

大阪府は8か月連続で
低下しています。
    
今回のコラム 「速報!」で
その概要をご紹介致します。

  
※以下の資料は、厚生労働省・大阪労働局
 各ホームページで公開されている資料より引用します。
 

令和2年8月 大阪府の状況

 
大阪労働局が発表した
「大阪労働市場ニュース(令和2年8月分)」
大阪府の主な求人指標は以下の通りです
   
・有効求人倍率(季節調整値)1.14倍 
 前月より 0.03ポイント低下(8か月連続の低下)
 
・有効求人数(季節調整値)175,541人
 前月より  1.9%増加(2か月連続の増加)     
・有効求職者数(季節調整値)154,106人
 前月より 5.1%増加(4か月連続の増加)
   
ちなみに、正社員の有効求人倍率
14か月連続で低下、0.84倍となっています。
    
この傾向について、
大阪労働市場ニュース(令和2年8月分)
ヘッドラインには、以下の分析コメントが
掲載されています。
 
「現下の雇用失業情勢は、求人・求職ともに増加する中、
引き続き求職の増加幅が求人の増加幅を上回っており、
厳しさがみられる。」

※原文のまま引用

なお、
近畿有効求人倍率(季節調整値)は、
前月より0.03ポイント低下し、1.04倍
こちらも8か月連続で低下しています。
 

令和2年8月 全国の状況

 

・令和2年8月の有効求人倍率は、1.04倍(前月比0.04pt低下)
・令和2年8月の新規求人倍率は、1.82倍(前月比0.01pt上昇)

 
8月の新規求人数(原数値)は、
前年同期比で27.8%減

 

産業別では
 ・宿泊業、飲食サービス業:49.1%減
 ・生活関連サービス業、娯楽業:41.0%減
 ・製造業:38.3%減
 ・情報通信業:34.6%減
 ・卸売業,小売業:34.0%減
などで、減少幅が顕著に

 

正社員の有効求人倍率(季節調整値)は、
前月の0.81倍から、0.78倍に低下。
 
有効求人倍率 1.04倍は、
2014年(平成26年)1月以来
"6年7か月ぶり"の水準となりました。

※季節調整値での比較

 

 

■ 都道府県別 有効求人倍率(受理地別)

 

・最高は福井県と
 岡山県の1.43倍
・最低は沖縄県の0.67倍

 

「1.00倍割れ」となったのは
 ・北海道 :0.96倍
 ・青森県 :0.91倍
 ・岩手県 :0.99倍
 ・栃木県 :0.95倍
 ・埼玉県 :0.87倍
 ・千葉県 :0.84倍
 ・神奈川県:0.75倍
 ・山梨県 :0.90倍
 ・長野県 :0.98倍
 ・静岡県 :0.88倍
 ・滋賀県 :0.82倍
 ・兵庫県 :0.93倍
 ・和歌山県:0.97倍
 ・高知県 :0.92倍
 ・長崎県 :0.91倍
 ・沖縄県 :0.67倍
前月の14道県から
岩手・和歌山県が増え16道県
 
    
また、上記大阪府を除く、
近畿各府県は
 ・滋賀県:0.82倍(0.81倍)
 ・京都府:1.00倍(1.04倍)
 ・兵庫県:0.98倍(0.98倍)
 ・奈良県:1.11倍(1.11倍)
 ・和歌山県:0.97倍(1.00倍)
  ※1.季節調整値
  ※2.( )内は前月値
で推移しています。      
 


【ご参考データ】
過去の有効求人倍率 下落幅の推移 
 
厚生労働省公表資料から、
昭和49年1月の近辺の有効求人倍率の
推移をさかのぼってみました。


■昭和の時代  
1973年(昭和48年)11月から
1974年(昭和49年)12月までの推移は
 
 1973年(昭和48年)11月:1.93倍
      ▽
 1973年(昭和48年)12月:1.84倍
      ▽ 
 1974年(昭和49年)12月:0.79倍
 
 この間の下落幅は1.14pt減
 1年と1ヵ月(13ヵ月)で急下降

 1973年(昭和48年)12月から
 1974年(昭和49年) 1月の
 下落幅は0.20pt
 
  そして
 1974年(昭和49年) 各月は、
      1月:1.64倍  2月:1.53倍  3月:1.45倍
      4月:1.34倍  5月:1.35倍  6月:1.27倍 
      7月:1.18倍  8月:1.09倍  9月:1.02倍 
     10月:0.95倍 11月:0.88倍 12月:0.79倍
 で推移。
 有効求人倍率は、12ヵ月間で急激に
 落ち込んでいった様がみてとれます。
 
■平成の時代
・1992年(平成 4年)10月から
 2005年(平成17年)11月まで

 

・2007年(平成19年)11月から
 2013年(平成25年)10月まで
の2期で有効求人倍率が
1.00倍を下回っていました。
※「第5表 - 2 季節調整済有効求人倍率(新規学卒者を除きパートタイムを含む)」より
 
ご参考までに 
2020年(令和2年)、ここまでの推移は
 1月:1.49倍  2月:1.45倍  3月:1.39倍
 4月:1.32倍  5月:1.20倍  6月:1.11倍
 7月:1.08倍  8月:1.04倍
  
引き続き、今後の動向が注目されます。    

 

 

以上、「速報!」でお伝え致しました。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
 
※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。

 
【出典・引用】

大阪労働市場ニュース(令和2年8月分)

https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/content/contents/202010011329.pdf
 
一般職業紹介状況(令和2年8月分)について

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00045.html

 

  

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