2012年開業、求人ひとすじ10年超「求人から相談できる社労士」
求人とは集客、求人票も広告です。Web/紙媒体も書き方次第、
求人票コピーライターが御社の求人票をバージョンアップ!
仕事に関係のない営業/勧誘等一切お断りします
大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. 【短期集中連載(1/5)】白書初!平成25年版厚生労働白書 「若者の意識を探る(仕事に関する意識)」から、求人戦略を検証しました。
 

【短期集中連載(1/5)】白書初!平成25年版厚生労働白書 「若者の意識を探る(仕事に関する意識)」から、求人戦略を検証しました。

2014/03/30
「厚生労働白書」

この白書。第1部では毎年テーマを決めて執筆されています。

最新版 平成25年版厚生労働白書 第1部のテーマは、

「若者の意識を探る」


実は厚生労働白書「若者」を個別テーマで取り上げることは、
初めてのことです。

そして、第1部 第2章 第4節のテーマは、

「仕事に関する意識」


今回は、この第4節から、
私見ながら、求人戦略(効果的な求人票の書き方など)を検証してみました。



1.2014年の求人動向(企業規模別)データです。


  

  白書では、このように解析・指摘しています。

 
  ① 300人未満の中小企業の求人倍率は低下傾向にあるものの、
    2014年3月卒業予定者に対する求人倍率は3.26倍となっており、
    採用意欲は旺盛

  ② 一方、1,000人以上の大企業の場合、2014年3月卒業予定者に対する
    求人倍率は0.70倍と1倍を下回っている

  ③ 就職希望者全体に占める中小企業希望者の割合は上昇傾向にある一方、
    1,000人以上の大企業希望者の割合は低下傾向にある。

  ④ 学生の大企業志望は弱まりつつあるようにも見えるが、
    依然として企業規模間にミスマッチが見られ、学生の大企業志望が根強いと
    言える。

  ⑤ 就職率の向上のためには、中小企業の魅力を学生に情報発信すると同時に、
    学生の意識改革を促すためのキャリア教育の充実を図ることが重要である。



2.求人媒体活用の動向です。



  

  白書では、このように解析・指摘しています。

  
  ① 新入社員が就職活動において利用した情報源の推移をみると、
    インターネットの企業ホームページや就職関連サイト、
    会社説明会や採用案内パンフレットを利用したとする者の割合は増加傾向にあり、
    その水準も8割〜9割と高くなっている。

  ② 一方、「学校への求人票」を利用したとする者の割合は、2011年度以降上昇しているものの、
    約6割にとどまっている。

  ③ 近年の就職活動は、一般に、インターネットを通じて企業へ登録(エントリー)する
    ことから始められており、学生は、インターネットから得られる情報や企業が発出する
    一次情報を基に就職先を決めている状況がうかがわれる。

  ④ 就職活動において、インターネットから情報を得ることは、幅広い情報を効率的に
    得られ、あらゆる企業への応募機会が均等に与えられるというメリットもある一方で、

    大企業への応募が集中することにより面接等に至らない学生が大量に発生するなどの
    デメリットが考えられる。

  ⑤ 学校から職場へ円滑に移行するためには、周囲からの適切な助言により、様々な情報を
    多面的に検討し取捨選択した上で就職先を決めて行くことも大切であり、就職活動のあり
    方に関する課題の一つと考えられる。


  私見ながら、この課題と今後の傾向、グラフの傾きなどから

  学校に対する求人情報の発信のウェイトが今後高くなる

  と考えます。


3.会社の選択要素のデータです。



  

  白書では、このように解析・指摘しています。


 
  ① 新入社員の会社の選択理由についての推移をみると、
    「会社の将来性を考えて」ととする者の割合は、
    長期的に低下傾向を示している。

  ② 一方、「自分の能力・個性が生かせるから」とする者の割合は上昇傾向で推移し、
    2012年度には、最も高い割合を占めている。

  ③ 「仕事がおもしろいから」とする者の割合は、1990年代以降、上昇傾向で推移し、
    2012年度には2番目に高い割合を占めている。

  ④ 会社の選択理由としては、「自分の能力・個性が生かせるから」とする者の
    割合が最も高くなっており、若者は、仕事をしていく上で、
    能力形成をしていけるかどうかという点を重視しているものと考えられる。


  
  私見ながら、注目すべきは2つ価値観

 
  ・ 自分の能力・個性を活かす

  ・ 仕事がおもしろいかどうか 
  
  にあると考えます。



4.私見ながら、これらのデータを検証してみました。



以上のデータを私見ながら、検証してみました。
このような求人戦略があろうかと考えます。


(1)会社の認知度向上に対して



   白書でも指摘していますように、
   
   
いかに就活生に注目してもらうか

   がポイントになります。

   ここで、大事なことは、

   オリジナルな・等身大な、本当の会社の強み・魅力の情報発信


   つまりは、例えば、

   ①なぜ、お客様に選ばれ続けているのか

   ②なぜ、この商品が支持されているのか

   ③なぜ、企業として存在しているのか

   
   などの情報発信が効果的と考えます。

   これは、お客様に対してのプロモーションにも共通する部分かと考えます。



(2)会社の選択に対して(その1)



   会社の選択の
   キーワードとして。

   
仕事がおもしろいから

   が上位に挙がっています。

   情報発信に転じて検証すれば、

   
   仕事の内容を就活生のみなさんにイメージしてもらう情報発信
   つまり、広報の世界でいうところの
   ”読む人にとってのあるある感”を喚起する情報発信

   が効果的と考えます。   


(3)会社の選択に対して(その2)



   もうひとつの選択のキーワード。

   
能力形成・長期勤務


   情報発信に転じて検証すれば、具体的には、例えば、

   
   ①入社後の社内でのキャリアプラン

   ②教育・育成制度
   などの情報。

   広報の世界でいうところの

   
将来性のイメージを喚起する情報発信(会社に対して・入社後に対して)

   が効果的と考えます。
    

5.求人媒体の選定について(大学・短期大学と新卒応援ハローワークの連携事例から) 



求人媒体の遷移のキーワードとしての

学校への求人票

これを補足しておきます。


本コラムでたびたび紹介している、新卒応援ハローワーク。

「大学・短期大学と新卒応援ハローワークの連携事例」

として、例えばこのような事例が厚労省のHPに公開されています。


【事例1】



【事例2】



つまり、

学校の就職課とのパイプを持っている


ということ。


学校への求人票。

この学校での求人をピンポイントで。


の求人戦略をお持ちであれば、
直接、その学校に求人を出すことは有効ですが、


この連携関係の強み、

ハローワークのリソースを活用する


ことも、求人戦略の一つの選択肢となろうかと考えます。





最後までお読み頂き、ありがとうございました。

みなさまのご参考になれば幸甚です。

では、また。

 

 

※本コラムの内容は、各所取材の上、入手した情報を基に、

 記事として掲載させて頂いております。



・新定番!な求人票の書き方のノウハウ・求人戦略情報 満載! コラム好評連載中!
 【応募率94.8%! のノウハウ 】: 新定番!な求人票の書き方

           
    http://www.heartrock-noma.com/contentscate_127_1.html

・ソリューション・メニュー
 【新定番な求人ノウハウ】94.8%の応募率! 求人原稿コンサルティング

           
  http://www.heartrock-noma.com/contents_327.html

 【2時間でわかる!欲しい人材に会社をPR!】”新定番!”な求人票の創り方セミナー  
           
  http://www.heartrock-noma.com/contents_297.html

※ご相談・お問い合わせは、下の「ご相談・お問い合わせフォーム」からお願い致します。


労務関連ニュース、毎月メルマガでお届けします!


【無料!】NEWS LETTER "社外総務課長の月例報告" 購読申込フォーム


Office Heart Rockは、2012年6月の開業以来
「ハローワーク求人票の書き方・活用ノウハウ」をメインコンテンツに 
人材確保にお困りのみなさまに 求人・採用活動のサポートメニューをお届けしています。
 ・求人票の書き方セミナーなど講演のご相談
 ・求人票・各種求人媒体コピーライティングのご相談
 ・ホームページ・採用ページ・会社案内ライティング など
お問い合わせ・ご相談はこちらのWebフォームからお願い致します。
 ▽     ▽     ▽     ▽     ▽       
お問合わせ・お申込みWebフォーム