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大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. [2024年版小規模企業白書]従業員20人未満企業 人手不足と採用活動の今 [#19-2024]
 

[2024年版小規模企業白書]従業員20人未満企業 人手不足と採用活動の今
[#19-2024]

2024/06/09

***「求人媒体の選定」と「選ばれる求人」***

 

「2024年版中小企業白書・小規模企業白書が閣議決定されました」 

経済産業省は、2024年5月10日 ニュースリリース

中小企業庁は、ホームページにその全容を公開しました。


本連載コラムでは毎年、本白書から

企業の求人・採用活動に参考となるデータを

紹介していますが

  

本年度の白書でも

「人材不足・人材確保」に関する興味深い

データがさまざまな切り口で報告されています。


本連載コラム、本年も最新版の

中小企業白書・小規模企業白書から

「求人・採用」に気になるデータを

ピックアップしてご紹介致します。


※以下の資料は、中小企業庁等

 ホームページで公開されている資料等より引用します

[2024年版小規模白書より] 人手不足と採用活動の状況


今般ご紹介するデータは
2024年版「小規模企業白書」
第2部 経営課題に立ち向かう小規模事業者
第1章:小規模事業者の経営課題と対応 から

小規模事業者の人手不足と採用活動について
以下のデータが報告されています

■ 人手不足の状況

 2019年に39.6% 約4割となった「不足」感は
 コロナ禍に見舞われた2020年から一旦は下降しましたが
 2023年は38.5%に

 白書では
 「足下では事業者の人手不足感が強まっている」と
 コメントしています。


■ 直近3年間の採用活動の状況
 
 「小規模事業者の採用活動」

 新卒採用と中途採用を比較すると
 白書の分析コメントにあるように
 採用活動で圧倒的に中途採用を選ぶ割合が高く
 「採用した」割合も高いことから中途採用中心であることが
 見て取れます。

 反面「採用活動を行っていない」の回答が
 新卒採用で86.4% 中途採用で63.4%

 昨今の人手不足の空気感と相俟って
 採用活動に躊躇・ネガティブなイメージも
 垣間見える結果となっています。
 


ここまでの図表出典:
中小企業庁 2024年版「小規模企業白書」第2部 第1章:小規模事業者の経営課題と対応

詳細は【出典・引用】URLからご確認ください


【出典・引用】
経済産業省 2024.05.10
2024年版中小企業白書・小規模企業白書が閣議決定されました

中小企業庁 2024.05.10 中小企業白書
 
中小企業庁 2024.05.10 小規模企業白書


   

欲しい人材に響く! 求人票の書き方 ( 「求人媒体の選定」と「選ばれる求人」


今回のコラム、
「小規模企業白書」が対象とする
従業員規模の状況を紹介致しましたが

直近の大阪労働局の調査結果によれば
「従業員99人以下の企業」では
 ・ハローワーク:89.1%
 ・民間の人材サービス:59.1%
 ・自社のホームページ:42.7%
 ・求人広告・求人誌:19.1%
 ・SNSによるPR等:3.6%
圧倒的にハローワーク求人を利活用している
実態が報告されています。

売り手市場で乱立する求人メディアとサービス

求人コンサルティングの現場でも
「どこに求人を出すのがいいですか・・・」
「●●がオススメって本当ですか・・・」
そんな、ご相談を頂くこともありますが

「どんなにお金をかけて求人を出しても、
 そこに登録している・そこで求人を見ている求職者から
 『自社の求人が選ばれなければ』応募には繋がりません」

極めてシンプルですが、
私は、そう回答しています。

もはや「●●に求人を出せば人が集まる」
そんな状況ではないと認識したうえで
自社の身の丈と目的に適った媒体を選定してください

【関連コラム】

さて、自社求人を
「選ばれる求人票・求人」とするためには・・・
  
本連載コラムで度々お伝えしていますが
自社求人が仕事探し・会社選びをしている求職者のみなさんに
「目に留めてもらう・手に取ってもらう・読んでもらう」ことが
起こらないと、応募という行動に進まないであろうことは
もう、ご理解頂いているかと存じます
 
しかしながら、
ここで「目に留めてもらう」と「目立つ」こととは、
そのニュアンスが全く異なることには注意が必要です

たとえば、
・同じような職種の他社よりも高待遇にしてアピールしないと・・・
・大手企業に匹敵するような休日数や福利厚生にしていかないと・・・

最近の求人コンサルティングの現場では
そんな"ダメ出しと改善"の指導を受けたとの
お話し・ご相談も頂きます。

たしかに、これらは「目立つ」・「目を惹く」
可能性がある要素の一つではあります。

しかし、肝心の仕事内容などの情報が貧弱であれば、
売り手市場で溢れる求人情報に日々接することで、
"目が肥えた"求職者には響かないであろうことは
「アットホームな職場です」
「やりがいのある仕事です」
などに代表される"求人コピー"のいかがわしさと
訴求力をイメージすればご理解頂けようかと存じます。

求職者は仕事選び・会社選びに何を重視しているか?
転職先の決定の決め手はなにか?

そんな、
マーケットリサーチ・マーケティングな視点・要素を
求人票に取り込んで、求人票の構成・文面に反映させ
自社オリジナルの「選ばれる求人票」に仕立てることは
広告を創るプロセスと同じ

私が本連載コラムや「求人票の書き方セミナー」で
「求人票も広告」とシンプルにお伝えしている由縁です。

そして、求人票は
「応募者を集めるための広告」ですから
どんなに"詳しく書いて"みても
求職者がうんざりするような文面・構成で
無視・既読スルーされては元も子もありません。

求人広告の"読み手"である求職者に
・手に取ってもらえなければ
・読んでもらえなければ
・理解してもらえなければ
応募先・転職先の候補として
「選んでもらう」ことすら叶いません。
 
求人票も書き方・伝え方次第
 
みなさんの求人票が
「求職者に選ばれる」よう
今一度内容を吟味してみてください。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。


※本連載コラムは、各所ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。




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