2012年以来、求人票活用ひとすじの「求人から相談できる社労士」
「求人とは集客、求人票も広告」書き方・伝え方で反響が変わります
求人票コピーライター[求人翻訳家]が「納得の求人票」に仕立てます
仕事に関係のない営業/勧誘等一切お断りします
大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【最新! 賃金動向・求人動向】:最新統計情報
  3. [大阪労働局調査]企業規模別・年齢別 大阪の企業と「退職代行サービス」
 

[大阪労働局調査]企業規模別・年齢別 大阪の企業と「退職代行サービス」

2025/11/01
 

「退職代行サービス」


今年になって、各方面・界隈で

なにかと話題となっているサービスです。


・退職代行会社を使って離職された企業

・退職代行会社を使って離職した従業員


2025年10月31日 大阪労働局は

企業ヒアリングの結果を公表しました


大阪の企業と退職代行サービス


今回のコラム、

その概要をご紹介致します。

 
※以下の資料は、厚生労働省・大阪労働局等
 各ホームページで公開されている資料より引用します。

第2回ハローワーク雇用短観「退職代行サービス」ヒアリング調査の概要


今回ご紹介するデータは
大阪労働局が2025年10月31日に公表した
「第2回ハローワーク雇用等短期観測の結果」

平成25年度から四半期毎に
ハローワークによる管内企業への
個別ヒアリングを行った結果を
取りまとめたものです

今回の調査実施時期は
令和7年8月1日(金)から令和7年9月5日(金)まで

今年の6月に東京商工リサーチさんが
アンケート調査結果を公開していますが
こちらは「管内企業」大阪の企業が対象
以下のデータが公表されています。

■「退職代行サービス」を利用した離職の有無

回答区分の選択肢は
①正社員で有った②正社員以外で有った③両方で有った
④無かった⑤連絡はあったが離職しなかったの5つ

全体でみると
①:42.1% ②:2.8% ③:3.8%
退職代行サービスを利用した離職は
①~③を合計すると48.7%にのぼります。

これを従業員数別にみると
・99人以下 では 
 ①:26.3% ②:2.5% ③:0.8% 計:29.6%
・100人以上499人以下 では
 ①:48.0% ②:2.4% ③:1.6% 計:52.0%
・500人以上 では
 ①:57.3% ②:4.0% ③:12.0% 計:73.3%

99人以下では約3割
500人以上では約7割

企業規模が大きいほど
「有った」の数値が高い傾向にありますが
500人以上・未満での落差が特徴的な結果に。

また「正社員以外で有った」の割合は
規模別に際立った差異はうかがえない結果に

労務管理体制の整備状況などの要因や
従業員数の多寡と退職の影響度合いの相関が
数字に反映した可能性も見え隠れする結果となっています。

■「退職代行サービス」を利用した離職者の年齢層

これを年齢別にみると
10代: 9.7% 20代:73.5% 30代:23.9%
40代:15.5% 50代: 5.8% 60代: 0.6%

20代の利用率が突出した結果に

業種別の調査結果は公表されていませんが
先に本連載コラムでご紹介した
「3年内離職率」での業種別傾向との
関連もうかがえる結果となっています

【関連コラム】

ここまでの図表出典
大阪労働局 2025.10.31報道発表資料
令和7年度 第2回ハローワーク雇用等短期観測の結果

詳しくは、下記 【出典・引用】URLからご確認ください。



最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。

※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。

 
【出典・引用】

大阪労働局 定例記者会見資料 2025.10.31
令和7年度第2回ハローワーク雇用等短期観測の結果




Office Heart Rockは、2012年6月の開業以来
「ハローワーク求人票の書き方・活用ノウハウ」をメインコンテンツに 
人材確保にお困りのみなさまに 求人・採用活動のサポートメニューをお届けしています。
 ・求人票の書き方セミナーなど講演のご相談
 ・求人票・各種求人媒体コピーライティングのご相談
 ・ホームページ・採用ページ・会社案内ライティング など
お問い合わせ・ご相談はこちらのWebフォームからお願い致します。
 ▽     ▽     ▽     ▽     ▽       
お問合わせ・お申込みWebフォーム