今般ご紹介するデータは
厚生労働省
「中途採用を通じたマッチングを促進していくための企業
の情報公表の在り方等、諸課題に関する調査研究」報告書
「転職者調査」は
・1年以内に現職へ転職・就職した者(転職・就職の際、企業ホームページを参照した者に限る)のうち
・現在正規雇用であり前職の従業上の地位がそれぞれ
正規雇用(前職正規)・非正規雇用(前職非正規)・無業の者(前職無業)
を母集団とした調査
「企業ホームページを通して収集した情報」について
・前職正規
「企業が求める人材像の詳細(スキル、経歴、資格、志向性など)」:45.7%
「募集している中途採用者に求める職務の具体的内容・範囲」:38.4%
「年間給与額(賞与額含む)」34.0%
「中途採用に関する企業の考え方・理念」32.7%
・前職非正規
「企業が求める人材像の詳細(スキル、経歴、資格、志向性など)」:42.5%
「年間給与(賞与額含む)」:40.7%
「募集している中途採用者に求める職務の具体的内容・範囲」:39.2%
「勤務地」:38.0%
・前職無業
「企業が求める人材像の詳細」
「職務の具体的内容」
「勤務地」「勤務時間」「年間給与額」が高い。
"前職正規"⇒"現職正規"の転職者では
給与等の基本情報に加え、求める人材像や企業理念を選んだ人の割合が高く
"前職非正規"⇒"現職正規"の転職者では
前職正規と比べ、給与額・勤務地・始業終業時間の割合が高く
求める人材像を選んだ人の割合も高い
そんな特徴がみてとれる結果となっています。
図表出典:厚生労働省
「中途採用を通じたマッチングを促進していくための企業
の情報公表の在り方等、諸課題に関する調査研究」報告書
※集計カテゴリの「前職無業」
前職から現職への転職に際して少しでも無業期間が存在した者
および、就業経験を有さない者