ハローワーク各所独自の
求人マッチンング支援
先のコラムでは
ハローワーク梅田独自の取組みを
ご紹介致しましたが
大阪府下では泉南地域のハローワークでも
独自の取組みを行っています。
今回のコラム、その概要をご紹介致します。
※以下の資料は、ハローワーク各所の
ホームページで公開されている資料等より引用します。
泉南地域ハローワーク限定 「求人プラスワン情報」の概要
今回ご紹介する「求人プラスワン情報」は
泉南地域を管轄する
・ハローワーク岸和田
・ハローワーク泉大津
・ハローワーク泉佐野
合同の取組み
ハローワーク岸和田さんHPの
当該ページによれば
「ハローワーク職員が実際に事業所を訪問して
お伺いした情報やPRポイントなどをご紹介しています。」
とのこと。
画像出典:ハローワーク岸和田 求人プラスワン情報ページ 2023.08.17現在
A4 1枚チラシ・フライヤーデザインの各企業の情報と、
ハローワークインターネットサービスの求人情報(リンク)が
掲載されています。
ハローワーク各所の管轄地域は以下の通り
【管轄区域】
ハローワーク岸和田:岸和田市・貝塚市
ハローワーク泉大津:泉大津市・和泉市・高石市・泉北郡忠岡町
ハローワーク泉佐野:泉佐野市・泉南市・阪南市・泉南郡
各所ホームページでは相互リンクで参照可
泉南地域3か所ハローワークでの掲載情報を
閲覧することができる仕様となっています。
「求人プラスワン情報」
ハローワーク各所の取組み詳細などは
下記【出典・引用】からご確認ください。
詳細は、下記【出典・引用】URLからご確認ください
【出典・引用】
ハローワーク岸和田 求人プラスワン情報ページ
▽
ハローワーク泉大津 求人プラスワン情報ページ
▽
欲しい人材に響く! 求人票の書き方 (「求人プラスワン情報」活用のポイント)
今回ご紹介した
泉南地域ハローワークさん
独自の取組み「求人プラスワン情報」
一番の特徴は
・ハローワーク職員のみなさんが
・求人事業所を訪問し
・話を伺った情報やPRポイントを紹介
という掲載までの流れ
自社の特長や求人のPRポイントは、
職員さんのインタビューを経由して
紹介シートに反映されるところにあります。
取材を受ける求人企業の心得として
公開された「求人プラスワン情報」を
目にするであろう求職者の興味・関心を惹くような
求人情報の"素材"を「しっかりと・念入りに下準備」したうえで
誤解を招かないよう「わかりやすく・丁寧に伝える」ことが
活用のポイントです。
この活用ポイント、
なにも「求人プラスワン情報」に限った話ではなく
たとえば、人材紹介会社を利活用する際エージェントに
自社求人の内容や労働条件・人材像を説明するときも同じです。
弊所が10年来、お伝えしている
「求人とは集客。求人票も広告」という
求人活動のコアな本質
広告・マーケティング論から
「求人」にアプローチすれば
自社の求人情報を訴求する"ターゲット"は
直接のエントリー候補の求職者だけではありません。
平日の昼下がりにシェーバーのCMが流れるように
夏休み前にランドセルのCMが流れるように
求職者に自社求人を紹介してくれる
いわゆる"口コミ"をしてくれる
職業紹介者などの関係者もまた、
"訴求ターゲット"であるはずです。
そしてそれは、
改正職業安定法の施行により
求人企業に義務付けられた
「求人情報の的確表示」にも関わる事柄です。
※改正職業安定法では、求人企業が発信する様々な広告・
連絡手段が「的確な表示の義務」の対象となっています
【対象の広告・連絡手段】
新聞・雑誌・その他の刊行物に掲載する広告、文書の掲出・頒布、
書面、ファックス、ウェブサイト、電子メール・メッセージアプリ・
アプリ等、放送(テレビ・ラジオ等)、オンデマンド放送等
出典:厚生労働省 求人企業向けリーフレット「労働者の募集ルールが変わります」
広告物がキャッチコピー・ボディコピーや
デザイン・レイアウトでインパクトが変わるように
求人票も書き方・伝え方で印象・反響が変わります。
そして、
求人情報の広告・チラシ・フライヤー・プレゼンシートもまた、
見せ方・伝え方で印象・反響が変わります。
「求人プラスワン情報」に掲載する写真素材も含めて
「広告には読み手がいる」ことを念頭に
「だれに・なにを・どう伝えるか?」を
じっくり・しっかりとご検討ください。
【関連コラム】
10月から"誤解される求人"等はNG 改正職安法求人企業に課せられる義務[#11-2022]
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。