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大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. [2020年版中小企業白書]業種別 人員不足の影響/不足している職種 [#21-2020]
 

[2020年版中小企業白書]業種別 人員不足の影響/不足している職種
[#21-2020]

2020/04/27
 

特集! 白書で読み解く求人戦略/求人票の書き方-2
【連載コラム:求人票の書き方 #21-2020】


「2020年版 中小企業白書」
「2020年版 小規模企業白書」

 
2020年4月24日
経済産業省/中小企業庁
各ホームページにその全容が
公表されました。
 
本連載コラムでは、両白書を特集
人材採用・人材確保に関するデータから
求人戦略/求人票の書き方を読み解きます。
  
第2回目は、中小企業白書から
・業種別 人員不足の影響
・業種別 不足している職種

に関するデータをピックアップします。

※以下の資料は、経済産業省・中小企業庁
各ホームページの公開資料から引用します。

[2020年版中小企業白書]業種別 人員不足の影響/不足している職種

 
■ 業種別にみる 人員不足の影響/不足している職種
 
「人員不足の影響/不足している職種」
 
白書では、①製造業 ②サービス業 ③その他に分類
各々の業種の状況をグラフで表示しています。

◆ 業種別 人員不足の影響
 
3つに分類した全ての業種で
「売上機会の損失」がTOPに
 ・製造業:47.1%
 ・サービス業:68.6%
 ・その他:54.4%
 
「残業時間の増大」がこれに続きます。
 ・製造業:53.3%
 ・サービス業:44.0%
 ・その他:42.1%
 
また他業種との比較では、
製造業での「納期遅れなどのトラブル(34.0%)」
特徴的な結果となっています。
 
◆ 業種別 人員不足の職種
 
・「製造業」では
 「現場職」と回答した企業の割合が77.0%
        ▽
 工場・店舗でオペレーションを担う人材の不足感が顕著
 
・「サービス業」では
 「技術職(設計、システムエンジニア、デザイナー、運転手などの専門職)」と
 回答した企業の割合が69.7%
        ▽
 自社サービスの専門性を担う、スキル・技能を要する人材の不足感が顕著
 
そんな特徴が垣間見える結果となっています。


欲しい人材に響く! 求人票の書き方( 白書で読み解く求人戦略/求人票の書き方-2 )

    

■ 業種/職種名・仕事の内容 「選ばれる求人票」の書き方
 
サービス業で不足している専門職

たとえば「運転手」
 
先のコラムでもご紹介致しましたが
2020年3月に、厚生労働省が立ち上げた
「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」
 
"企業向け人材採用支援ツール"で
「運転手」をフリーワード
職業検索をかけてみても

 ・路線バス運転手
 ・観光バス運転手
 ・タクシー運転手
 ・トラック運転手
 ・トレーラートラック運転手
 ・ダンプカー運転手
 ・送迎バス運転手
 ・介護タクシー運転手
 ・フォークリフト運転作業員
 ・建設機械オペレーター
 ・産業廃棄物収集運搬作業員
 ・ルート配送ドライバー
など、多種多様・ニュアンスが
異なる職種名がヒットします。
 

2020年1月6日に一新された
ハローワークの新・求人票

 
「一般求人」も

A4片面からA4両面に
デザインからリニューアル
  
ハローワークインターネットサービスでも
ネット上で、求人票イメージのまま閲覧できたり
自社ホームページ・採用ページへリンクできたりと、
その利便性が刷新されています。
 
採用コスト面からも機能面からも
ローリスクなハローワークへの求人掲載ですが、
それゆえに競合他社・求人数が多いこともまた、事実。

 

そこで大切なことは、
読み手である求職者の興味・関心を惹き、
応募に繋がるような「選ばれる求人票」への
記載内容(求人コピー)の検討・検証・見直し。

 
求人票を出しっぱなしにするのではなく、
反響・時期をみて、継続的なブラッシュアップを
意識しておきたいところです。

 

たとえば、インターネットサービスの
求人検索結果の仕様からも 
一番注目され・関心の高い項目であろう
「職種」欄・「仕事内容」欄

 

ネットでは、
"求人票の書き方ポイント"などと称し
「職種欄で求職者の目を引きましょう」
「職種欄を工夫してインパクトある表現をしましょう」
などのコンテンツを上げているブログ・コラムを見かけます。

 

が、しかし。

 
所詮、職種欄のアピールでいくら目を引いたところで、
肝心かなめの「仕事内容」のコンテンツが貧弱であれば

読み手の興味・関心は、そこで終了。

既読スルー・即、離脱では、応募には繋がりません。

  
また、その落差が大きければ大きいほど、
読み手が抱く失望感は求人票だけではなく、
求人企業そのものに波及する可能性すら...

 
2012年(平成24年)以来、
本連載コラム・求人票セミナーなどで
お伝えしていますが、 
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」
です。

 

いわば、職種と仕事内容は、
キャッチコピーとボディコピーの関係

 

そして、広告である以上
メッセージを伝えたい読み手が存在します。
 
「どんな情報を、求職者に伝えるか?」
「どう読ませて、応募につなげるか?」

  
求人票の読み手である
求職者目線に立って
"わかりやく"・"ていねい"に
伝えておきたいところです。
  
そこで不可欠なプロセスは
求人票に求人コピーとして展開するには
自社の求人職種の担当業務ベースでの
具体的な仕事内容の棚卸しと言語化 

 

求人コンサルティングの現場では、
求人原稿のライティングのために
そのあたりを経営者・人事担当者に
じっくりと時間をかけてインタビュー致しますが
そこで語られる内容は、まさに百社百様です。 
 
ここにいかに、
オリジナリティあふれる求人コピーを投入し、
自社求人の"個性"を訴求するかが
「求職者に選ばれる求人票」のポイントです。
  
とはいえ、
ゼロベースで自社の具体的な仕事内容を
言語化し、文章に書き起こすことは困難なもの

 

先の「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」
"企業向け人材採用支援ツール"で
自社の求人職種に近い職種で職業検索すれば、

「STEP2.職務要件を設定」画面で
データベースにある"関連資格"などとともに
"タスク"として具体的な業務(職務)内容が
「〇〇をし、△△する」といった文章表現で表示されます

 

仕事内容を表現する素材のネタ

"叩き台"としてこのツールを
活用するのも一案です。

 

【職業情報提供サイト(日本版O-NET)活用術:参考コラム】

求人票"仕事の内容"を簡単生成 厚労省「職業情報提供サイト」活用術【求人票の書き方 #19-2020】
 
"求める人材像"3つのSTEPで簡単生成 厚労省 採用支援ツールをリリース【求人票の書き方 #18-2020】


   
・より具体的に
・よりリアルに
・よりオリジナルに   
"自分の・自社の言葉"で紡ぐ

「自社で働く魅力」

 

求人票も書き方次第
求人情報も伝え方次第
です。
   
求人公開から応募へと繋げるためのコピーライトには
言葉のチョイス・文章のセンスが求められます。
  
たとえ"文字数の制約"があったとしても、
自由な発想とオリジナリティあふれる言葉
しっかりと伝えておきたいところです。
      
みなさんは、まだ見ぬ"欲しい人材"に
なにを・どんな言葉で・どう伝えますか?
   
弊社では、
ハローワーク求人票、求人・事業所PRシートをはじめ
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
よい採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。 


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
 
※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。

 
【出典・引用】
経済産業省ホームページ 2020.04.24 ニュースリリース
「2020年版中小企業白書・小規模企業白書をまとめました」

https://www.meti.go.jp/press/2020/04/20200424002/20200424002.html
  
中小企業庁 2020年版「中小企業白書」ページ

https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html
 
中小企業庁 2020年版「小規模企業白書」ページ

https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/syoukiboindex.html

 



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