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  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. 2019年版ものづくり白書 技能の伝え手/技能の受け手 製造業の人材戦略 [#18-2019]
 

2019年版ものづくり白書 技能の伝え手/技能の受け手 製造業の人材戦略
[#18-2019]

2019/06/28
 

【連載コラム:求人票の書き方 #18-2019】


2019年6月11日


製造業を巡る年次報告書
「2019年版ものづくり白書」
公表されました。
 
2部構成となった「ものづくり白書」
第1部 第3章のテーマは
「ものづくり人材の確保と育成」

 

"技能継承"の課題について、
人材面からの取組の推移・
傾向が報告されています。

 

今回のコラム、
「2019年版ものづくり白書」から
"技能継承の取組状況"をピックアップ、
求人票の書き方を検証します。

 

※以下の資料は、経済産業省ホームページで

 公開されている資料より引用します。

「2019年版ものづくり白書」より 技能継承 取組状況の推移

  

本調査では、技能継承の取組について
「技能の伝え手/技能の受け手」の視点から
2010年度調査から2018年度調査までの
経年推移を取りまとめています。

 

白書のコメントによれば、   


「雇用延長、嘱託による再雇用を行い、指導者として活用」は、
2010年度調査では、72.1%と最も多い取組でしたが、
2018年度調査では、56.6%へと低下。

 

反面、
「新規学卒者の採用を増やしている」は、
2010年度調査を底に増加傾向に転換

 

同様に、
「中途採用を増やしている」も、
2011年度調査を底に増加傾向に転換しています。
 

技能承継の課題が、
「伝え手確保」から「受け手確保」にシフト
そんな傾向が見てとれる結果となっています。

 

 

 


【出典・引用】

経済産業省 ニュースリリース 2019.06.11
「平成30年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)をとりまとめました

https://www.meti.go.jp/press/2019/06/20190611002/20190611002.html
  
厚生労働省 ニュースリリース 2019.06.11
「平成30年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)を本日閣議決定

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000207556_00004.html

欲しい人材に響く! 求人票の書き方(「技能継承」と求人情報の伝え方)

 

今回のピックアップテーマ
「技能継承」
 
"技能の受け手"を求人募集で
外部から求める場合、先ず検討したいことは

・新卒採用か?中途採用か?
・未経験者か?経験者か?
・どの程度の経験者か?

といった人材像の絞り込み。

 

先のコラムでもご紹介した通り、
新卒採用・中途採用 どちらに重点を置くかは
各社の事情・背景によって異なります。
 
【関連コラム】
製造業が新卒採用する理由・中途採用する理由
【求人票の書き方 #15-2019】

2019年版ものづくり白書 製造業が新卒採用する理由・中途採用する理由【求人票の書き方 #15-2019】


また、技能継承の受け手を、
"若年層限定"とするか否かも
各社の事情によって異なります。
 
同業他社の動向や、一般論ではなく
「自社の課題を解決できる人材像」を意識して
"求人情報を訴求するターゲット"を設定。

  
その上で、その人材像を
求職者目線の的確な表現に変換して、
求人情報として伝えておきたいところです。
  
そして、
「技能継承」を巡る制度を、
求職者目線でみると
「教育・処遇制度」に紐づく情報
各社の特長を訴求できる要素です。

 
【教育の進め方に関する情報】
 ・OJT,Off-JTなど技能継承の進め方
 ・トレーナーなど技能継承の伝え手
 ・トレーニングの期間とカリキュラム など

 

【技能取得周辺の社内制度に関する情報】
 ・公的資格取得支援制度(費用負担など)
 ・社内での能力認定制度(昇格・社内資格など)
 ・継承した技能レベルに応じた処遇(報奨金・手当・給与) など
 
これらの情報は、求人情報の読み手に 
「もし、自分がこの会社に入ったら」を
リアルにイメージさせる素材です。
 
2012年(平成24年)以来、
本連載コラム・求人票セミナーなどで
お伝えしていますが、 
「求人とは集客。求人票も広告。」です。
 
求人票は、採用を決めるツールはありません。
応募者を面接会場に集客するためのツール。です。
 
     
そこで大切なことは、
どこに出すか? よりも
「だれに・なにを・どう伝えるか」
     
その本質は、広告・広報のアプローチと
なんら変わるところはありません。
 
"人手不足・売り手市場"とは、求職者が
「応募先・転職先をが選べる」状況。
     
そこで大切な視点は、
「いかに、求職者(=お客様)に選んでもらうか?」

 

・自社の仕事の内容

・自社の職場環境

・自社の事業内容

  
よくある表現・曖昧なコピーや、
仰々しい表現・盛ったコピーで訴求するより
自社独自の具体的事実(Fact)を踏まえた
自社のオリジナリティあふれるコピーで訴求する情報のリアリティ

  
そんなコンテンツが、読み手である求職者に響く
求人情報であろうことは、想像に難くありません。
  

求人票も書き方次第、

求人情報も伝え方次第。  
   
弊社は、ハローワーク求人票のほか、
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
良い採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。 

 

 

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

みなさまのご参考になれば幸いです。


※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基に、

コラム記事として掲載しています。


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