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大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. 【速報 4/26】ハローワーク雇用短観調査 従業員過不足感 過去最高に [#07-2019]
 

【速報 4/26】ハローワーク雇用短観調査 従業員過不足感 過去最高に
[#07-2019]

2019/04/28
 

【連載コラム:求人票の書き方 #07-2019】


「ハローワーク雇用等短期観測」
 
大阪労働局が四半期毎に、
ハローワークによる管内企業への
個別ヒアリングを実施。
 

その調査結果を取りまとめたデータです。

 

4月26日に公表されたデータは
"平成30年度 第4回目"

 

今回のコラム
平成最後のリリースとなった
調査結果の概要をご紹介、
人材確保のための
「求人票の書き方」を検証します。

 

※以下の資料は、大阪労働局ホームページ等で

 公開されている資料より引用します。

平成30年度 第4回 ハローワーク雇用等短期観測 の概要


従業員過不足感の動向

 

・正社員の過不足感


 「不足」・「やや不足」と
 回答した企業は、68.7%

 前回調査の67.1%より1.6pt上昇の数字は
 「ヒアリング開始後最高を更新」とのことです。

 

 ※第4回調査 不足:23.0% やや不足:45.7%

 

・パート・契約社員等の過不足感


 「不足」・「やや不足」と
 回答した企業は、51.6%。

 

 前回調査の45.3%より6.3pt上昇の数字は
 正社員同様「ヒアリング開始後最高を更新」とのことです。

 ※第4回調査 不足:16.8% やや不足:34.8%

 

正社員については、
前年同時期(平成29年度 第4回)は、61.9%
※「不足(15.8%)」+「やや不足(46.1%)」

「不足」と回答する企業の割合が
調査毎に高くなっている傾向がうかがえます。

 

本調査の「〜企業の声〜」では
・正社員の人手不足への懸念
・残業時間の削減と人手不足
などが寄せられています。

 

令和2年3月大学等・高校卒業予定者の採用予定

 

今回の調査では
新元号最初「令和2年3月卒業予定者の採用予定」に
関する結果も報告されています。

 

「採用人数を増やす」と回答した企業は、

全体でみると大学生等・高校生とも
前年より低下しています。
※大学生等:27.0% 高校生:27.4%

 

しかしながら、高校生に限ってみると

 

・「業種別」では
 「非製造業」は、5.8pt上昇して38.7%

 

・「規模別」では
 「 99人以下」は、0.5pt上昇して32.8%
  「500人以上」は、6.3pt上昇して30.0%

 

業種・規模によっては、
高校生の採用人数増の傾向がうかがえます。

 

 
【出典・引用】

大阪労働局 2019.04.26 UP
「平成30年度第4回ハローワーク雇用等短期観測の結果」
 ▽
https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/content/contents/201904250830_8.pdf

欲しい人材に響く! 求人票の書き方(求人情報と会社の魅力)

 

企業が感じる不足感が過去最高
"求職者が、応募する求人を選べる"
売り手市場の状況が続いています。

 

「A社とB社、同じ業界でもどこが違っているのか?」

「A社とB社、同じ職種でもどこが違っているのか?」
 

正社員募集でもパート・契約社員募集でも
そして、大学等・高校卒業予定者募集でも

 

応募する・しないを検討する比較要素のひとつに

「求人を出している会社の魅力」があろうことは
想像に難くありません。

 

求人とは集客。です。

たとえば、
・商品、サービス、技術の特長
・取引先・顧客層の特長
・会社の歴史、沿革
・業界でのポジション
・ユニークな事業・社風 など

 

自社が求めるターゲットの
求人情報への興味・関心を刺激し、
就業の期待感を持ってもらうことが
応募(=集客)に繋がるポイントです。

 

そして、求人票も広告です。

 

「会社の魅力」を訴求するターゲットは
社会人?大学生?高校生?それとも・・・

 

広告でもそうであるように、
ターゲット不在なままでの、
企業側の一方的なメッセージは、
欲しい人材には響かない
"訴求力の弱い求人情報"になりがちです。

 

「詳しく書く」とは、
文章の量・字数ではなく
読み手(=働き手)の主観に
基づく読後感・納得感。

 
「情報の羅列」では読み手が疲れるだけ。
一方的に大量な情報を発信・提供しても
"読み手に受け取ってもらえなければ"
何の意味もありません。

 

「自社と他社の違い」・「自社独自の魅力」
的確な言葉で「わかりやすく・ていねいに」伝えること

・その会社で働くことがイメージできる
 具体的でリアルな求人情報
・働き手目線に立った、明確でわかりやすい表現
などを意識したいところです。

 

2012年以来、本コラム・各所での

求人票の書き方セミナーでお伝えしていますが、

求人とは集客。です。

 

"応募がある"ということは
読み手である求職者が
求人情報のどこか・なにかに興味・関心を覚え、
「詳しい話を聴いてみたい」心理状態となっていること。
 
その本質は、広告・広報活動と
なんら変わるところはありません。

 

そして、その視点で捉えると、
ハローワークの求人票も求人広告、です。

 

応募者を集客するツールとして

求人票も書き方次第。

 

求人媒体の選択肢として
ご活用頂ければと存じます。

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

みなさまのご参考になれば幸いです。


※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基に、

コラム記事として掲載しています。


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