【転職活動での確認事項】
・企業と自分の価値観が合うか:71%
【転職先を選ぶ際に最も重視する価値観】
・社風・職場の雰囲気 :93%
・一緒に働く人の価値観:83%
・企業理念 :74%
エン・ジャパン株式会社が5月28日にリリースした
30代以上の転職者意識調査のデータです。
「共感転職」とネーミングされたこのトレンド
給与・労働条件だけではなく、
「仕事における価値観」を転職先の選択基準として重視
していることを示唆しています。
今回は、この調査結果から、
「効果的な求人票の書き方」を検証します。
※以下のデータは、エン・ジャパン株式会社「『共感転職』意識調査」から引用します。
1.「価値観」の確認

意識調査では、「共感転職」をこのように定義しています。
自分と同じ価値観(理念やビジョン)を持つメンバーと働くことを基準に職場を選ぶこと。
このように、
30代〜50代各年代で、
給与・労働条件だけでなく重視している結果となっています。
2.社風・職場の雰囲気・企業理念

「社風・職場の雰囲気」:93%
「企業理念」:74%「価値観」の判断材料として、
社風・職場の雰囲気・企業理念などを重視している傾向がみえてきます。
3.「効果的な求人票の書き方」の検証
価値観重視の
「共感転職」のトレンド。
転職者の転職先選択のマインドとして、
・給与、労働条件
・仕事の内容
などが横並びであれば、
・社風、企業理念などの価値観が共感できるか
で、「応募する・しない」を判断している
ことがみえてきます。
また、この意識調査では、確認方法として、
「面接官との話で」が54%と最多でした。
「売り手市場」の時代、
求人戦略は、
「いかに面接にきてもらう(応募してもらう)か」そのために、
「いかに転職者に興味・関心を持ってもらうか」が、重要です。
とすれば、
面接で確認する前に、興味・関心のある
「共感転職」の「価値観」の判断材料
「社風・職場の雰囲気・企業理念」を
「求人情報」として発信しておくこと
がポイントになります。
「求人票の書き方セミナー」でもお話していますが、
求人戦略とは、
・求職者の「興味・関心」を惹いて、
・求人情報を「読んでもらって」
・「応募という行動」に繋げる。
「集客の情報戦略」なのです。求人にも、
「広報・マーケティングの視点」が必要であることが
おわかり頂けるかと思います。
・求職者が興味・関心のある情報を
・適切な言葉・表現で
・求人情報として、効果的に発信することが
「じゃぁ、一度話を聴いてみようか」という
「応募から採用面接」に繋がることに繋がります。
「求人票の効果的な書き方」とは、
みなさんが、商品・サービスをプロモーションする
視点・考え方となんら変わりはありません。
求人とは、集客。
だから「広報・マーケティング」
なのです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸甚です。
では、また。
※本コラムは、各メディアOA情報等取材した内容を基にして、記事として掲載させて頂いております。