【ストレスチェック関連データ】速報！1/27厚労省公表。　平成26年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果

このデータ。

2015年1月27日に、厚生労働省が公表した
「平成26年度『過重労働解消キャンペーン』の重点監督の実施結果」
のサマリーデータです。

この「過重労働解消キャンペーン」。
昨年11月に、長時間労働削減推進本部の指示の下、

・長時間の過重労働による過労死等に関する労災請求のあった事業場
・若者の「使い捨て」が疑われる事業場
・労働基準関係法令の違反が疑われる事業場

に対して、「重点監督」として、集中的に実施したものです。

この公表資料。重点監督の結果のみならず、
事例も公表されています。

今回、この資料を入手しました。
「速報！」でお伝えします。


※以下、
　平成26年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果
　（厚生労働省　2015年1月27日）より引用。
　厚生労働省　2015.01.20より引用。

１．法違反の状況

4,561 事業場に対し重点監督を実施した結果。

3,811 事業場（全体の83.6％）で労働基準関係法令違反。

主な法違反として。

・違法な時間外労働があったものが2,304 事業場
・賃金不払残業があったものが955 事業場・
・過重労働による健康障害防止措置が未実施のものが72 事業場

という結果でした。

２．重点監督4,561事業場の内訳

事業場の規模・企業規模での内訳は、以下の通りです。

３．法違反2,304事業場の実態

１．のうち、違法な時間外労働があった2,304事業場についての
就業実態について、時間外・休日労働が最長の者を確認したデータが
公表されています。

・715 事業場で１か月100 時間
・153 事業場で１か月150 時間
・ 35 事業場で１か月200 時間
を超えていた。

との結果でした。

４．事例

今回は、実際に行った「具体的な監督指導」を
「事例」として公表しています。

幾つか、抜粋してご紹介します。

（１）雇用契約書との乖離

（２）社内システムとの乖離

（３）タイムカードとの乖離

（４）「名ばかり管理職」との乖離

（５）出勤簿との乖離

５．過重労働と健康障害・ストレスチェック制度

過重労働と健康障害については、
既に以前から、このような因果関係が指摘されています。

（３）面接制度とストレスチェック制度

対策として講じられているのが、この面接制度。





そして、「一次予防」として、
導入が決定しているストレスチェック制度は以下の概要です。







「ストレスチェック制度」の動向については、今後も
新たな情報が入り次第、本コラムでレポート致します。

最後までお読み頂き有難うございました。

 

 

※本コラムは、関係各所から入手したネタを元に記事として掲載しております。

 

【ご参考までに】

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