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  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. [日商/東商調査] 3社に2社が人手不足 中小企業の対策で圧倒的な上位は? [#04-2024]
 

[日商/東商調査] 3社に2社が人手不足 中小企業の対策で圧倒的な上位は?
[#04-2024]

2024/02/18

***「採用活動の強化」は量か?質か?***

 

「人手不足の状況および対応」

 

2024年2月14日

日本商工会議所・東京商工会議所は

調査を実施、結果を公表しました。


455の商工会議所による 

全国の中小企業 6,013社を対象とした調査


今回のコラム、

その概要をご紹介致します。


※以下の資料は、日本商工会議所

 ホームページで公開されている資料等より引用します。

日商・東商 調査「人手不足の状況および多様な人材の活躍等に関する調査」概要


本調査は、
・中小企業の人手不足
・賃上げ
・最低賃金引上げ
に対する対応状況や意向を把握するために
実施された調査

本コラムでは、そのうち
「人手不足の状況および対応」に関するデータをご紹介致します。

■ 人手不足の状況

「人手が不足している」と回答した企業は 65.6%

前年同時期から1.3ポイントの増加は、
「3社に2社が人手不足」の様相を呈し

2021年には44.4%に急落した人手不足感は
2022年以降は、60%台で推移
2019年調査の 66.4%に迫る状況で推移しています。

これを「業種別」でみると
建設業:78.9%
運輸業:77.3%
介護・看護業:76.9%

最も低い製造業でも57.8%と
あらゆる業種での人手不足の実態が
垣間見える結果となっています。



■ 人手不足への対応方法

本調査では「人手不足への対応方法」についての
集計結果を公表しています。

圧倒的な上位 約8割を占めたのは
・採用活動の強化(非正規社員含む):81.1%

これに約4割の回答となった
 ・事業のスリム化、ムダの排除、外注の活用:39.1%
 ・女性・高齢者・外国人材など多様な人材の活躍推進:37.3%
が続き

デジタル・機械・ロボットの活用は、26.6%
多様で柔軟な働き方の導入(テレワーク、副業・兼業など)は、14.3%
となっています。



ここまでの図表出典:日本商工会議所・東京商工会議所 2024.02.14
「中小企業の人手不足、賃金・最低賃金に関する調査」集計結果

詳細は、下記【出典・引用】URLからご確認ください

【出典・引用】

日本商工会議所・東京商工会議所 2024.02.14
「中小企業の人手不足、賃金・最低賃金に関する調査」の集計結果について
 
   

欲しい人材に響く! 求人票の書き方 (「採用活動の強化」は量か?質か?)


「採用活動の強化」

その施策として
真っ先に思い浮かぶのは
求人の掲載媒体を増やす「量の強化」

ですが・・・

いくら広告予算をかけて
有料の求人媒体への出稿数や
掲載サイクルを増やしても

そもそもの自社の求人情報のコンテンツが
求人広告の読み手である求職者にフックせずに
スルーされ、応募に繋がらなければ、
その広告の費用対効果はゼロに成り下がります。

その意味では、闇雲に求人を出すのではなく、
広告媒体のコストパフォーマンスなど
「自社の身の丈に合った媒体は何か?」
を今まで以上に慎重に検討することが
望まれるところです。

そして、
もうひとつ考えて頂きたいことは
「質の強化」
 
具体的には、掲載する
求人広告・求人票などの内容の検証・検討です。

弊所が10年来、お伝えしている
「求人とは集客。求人票も広告」というコンセプト

採用活動における"求人の本質"とは
「広告で応募者を集めること = 集客」に他なりません。

「応募がある」の起点は、
ハローワークの求人票も求人広告も同じ。

「求職者が、自社の求人広告のどこかに興味・関心がある」こと
それは、広告と消費者の行動のそれと同じはずです。

どこに出すかよりも、なにを伝えるか?

広告は「まずは、読んでもらってナンボ」が役割。
スルーされることは"存在していないい"とほぼ同義です。

まずは、
■ 自社は誰に・なにを・どう伝えたいか?
■ 何に興味・関心をもって応募してもらいたいか?

「よそはよそ、うちはうち」そんな視点と
読み手である求職者を意識した発想

求職者目線で「わかりやすく・ていねいに」
求人票で自社で働く魅力を伝え、
求職者の興味・関心を惹き
 「一度、話を聞いてみたい」
 「一度、職場を見てみたい」
 「一度、社長に会ってみたい」
そんなマインド・モチベーションに
求職者をいざなうことが「質の強化」の大切な視点です。
 
 
求人広告も書き方・伝え方次第で
その印象・反響が変わります。
 
みなさんは求人を出すことで、
だれに・なにを・どう伝えたいのか?
 
一度、じっくり・しっかりとご検討ください。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。

 


※本連載コラムは、各所ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。


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