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[4/28発表]3月の全国有効求人倍率 3か月連続で低下・大阪は上昇のまま

2023/04/29
 

「令和5年3月 有効求人倍率」
 
2023年04月28日
厚生労働省・大阪労働局など各所で、
最新データが公表されました。


年度変わりの今月、各所では

令和4年度の総括も報告されています。


今回のコラム、

その概要をご紹介致します。

 
※以下の資料は、厚生労働省・大阪労働局等
 各ホームページで公開されている資料より引用します。

令和5年3月 大阪府の状況


大阪労働局が発表した
「大阪労働市場ニュース(令和5年3月分)」
大阪府の主な求人指標は以下の通りです

■ 令和5年3月の動向
・有効求人倍率(季節調整値)1.31倍
 前月より0.01ポイント上昇

・有効求人数(季節調整値)209,916人
 前月より  0.3%増(2か月連続の増加)
・有効求職者数(季節調整値)160,794人
 前月より  0.3%減(3か月ぶりの減少)
 
有効求人倍率は2か月連続の上昇
就業地別有効求人倍率は 1.12倍で3か月ぶりの上昇
正社員求人倍率は、3か月連続の1.07倍から1.04倍に低下しています。

ちなみに
令和4年度(令和4年4月~令和5年3月)の
有効求人倍率(原数値)は 1.27倍で4年ぶりに上昇
就業地別有効求人倍率は 1.08倍で4年ぶりに上昇

年度スパンでみれば上昇基調であったことが
うかがえる結果が公表されています。
 
※ここまでの図表等出典:大阪労働局 大阪労働市場ニュース(令和5年3月分及び令和4年度分)              

令和5年3月 全国の状況


・令和5年3月の有効求人倍率は、1.32倍(前月から0.02pt低下)
・令和5年3月の新規求人倍率は、2.29倍(前月から0.03pt低下)

既にメディア等で報道の通り
3か月連続の低下で推移しています。

図表等出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和5年3月分及び令和4年度分)について

新規求人(原数値)をみると前年同月比で0.7%増
産業別にこれをみると
 ・生活関連サービス業,娯楽業:8.3%増
 ・宿泊業,飲食サービス業:5.9%増
 ・卸売業,小売業:3.1%増

 ・製造業:8.0%減
 ・建設業:6.3%減
 ・運輸業,郵便業:1.1%減

などで推移、
原材料の高騰・インバウンド需要の回復等の影響からか
業種によって企業の求人・採用意欲がうかがえる結果となっています
 
奈良労働局集計による「新規求人の産業別割合(全国)」は
以下の通りです。

  

図表等出典:奈良労働局「一般職業紹介状況(令和5年3月分及び令和4年度分)」
  


【参考データ】

2020年(令和2年)1月以降 有効求人倍率の推移

■ 2020年

 1月:1.49倍  2月:1.45倍  3月:1.40倍

 4月:1.31倍  5月:1.19倍  6月:1.12倍

 7月:1.08倍  8月:1.04倍  9月:1.04倍

 10月:1.04倍 11月:1.05倍 12月:1.06倍

■ 2021年

 1月:1.08倍  2月:1.09倍  3月:1.10倍

 4月:1.10倍  5月:1.10倍  6月:1.13倍

 7月:1.14倍  8月:1.14倍  9月:1.15倍

 10月:1.15倍 11月:1.17倍 12月:1.18倍

■ 2022年

 1月:1.20倍  2月:1.21倍  3月:1.23倍

 4月:1.24倍  5月:1.25倍  6月:1.27倍

   7月:1.28倍  8月:1.31倍  9月:1.32倍

 10月:1.34倍 11月:1.35倍 12月:1.36倍

■ 2023年

 1月:1.35倍 2月:1.34倍  3月:1.32倍

令和5年3月 都道府県別の状況(受理地別・就業地別)

 

「受理地別・就業地別集計の有効求人倍率」

 

各所から以下のデータが公表されています。

※受理地別:求人票を受理したハローワーク所在地で集計
 就業地別:求人票に記載されている就業地で集計

 

【全国都道府県別の動向】

■ 就業地別 有効求人倍率(季節調整値)

最高は福井県の1.89倍

 島根県:1.75倍

 鳥取県:1.70倍

 富山県:1.69倍

 山口県:1.69倍

 岐阜県:1.66倍

 がこれに続き、

最低は神奈川県の1.09倍

「1.00倍割れ」はゼロとなっています。 

 

■ 受理地別 有効求人倍率(季節調整値)    

最高は福井県の1.78倍

 東京都:1.77倍

 石川県:1.62倍

 島根県:1.61倍

 岐阜県:1.61倍

 がこれに続きます


「1.00倍割れ」は、

神奈川県:0.90倍

が報告されています。


 

図表等出典:秋田労働局「秋田県内の雇用情勢(令和5年3月)」


【近畿2府4県の動向】      

「受理地別」では

 ・滋賀県:1.11倍(1.17倍)

 ・京都府:1.21倍(1.24倍)

 ・大阪府:1.31倍(1.30倍)

 ・兵庫県:1.01倍(1.02倍)

 ・奈良県:1.20倍(1.22倍)

 ・和歌山県:1.19倍(1.20倍)

 ※( )内は前月


「就業地別」では

 ・滋賀県:1.36倍(1.42倍)

 ・京都府:1.22倍(1.23倍)

 ・大阪府:1.12倍(1.11倍)

 ・兵庫県:1.16倍(1.17倍)

 ・奈良県:1.35倍(1.38倍)

 ・和歌山県:1.28倍(1.31倍)

 ※( )内は前月


で推移しています。

 

            

図表等出典:兵庫労働局「一般職業紹介状況(令和5年3月内容及び令和4年度内容)」


 
以上、最新データの概要をお伝え致しました。
詳しくは、下記 【出典・引用】URLからご確認ください。

 


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。

※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。

 
【出典・引用】

大阪労働局 定例記者会見資料 2023.04.28
大阪労働市場ニュース(令和5年3月分及び令和4年度分)
 
厚生労働省 報道発表 2023.04.28
一般職業紹介状況(令和5年3月分及び令和4年度分)について
 
秋田労働局 報道発表 2023.04.28
秋田県内の雇用情勢(令和5年3月)
 
兵庫労働局 一般職業紹介状況(令和5年3月内容及び令和4年度内容) 2023.04.28
 
奈良労働局 一般職業紹介状況(令和5年3月分及び令和4年度分) 2023.04.28



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