「令和4年10月 有効求人倍率」
2022年11月29日
厚生労働省・大阪労働局など各所で、
最新データが公表されました。
全国平均・近畿平均の求人倍率は、
ともに上昇傾向で推移した10月
今回のコラム、
その概要をご紹介致します。
※以下の資料は、厚生労働省・大阪労働局等
各ホームページで公開されている資料より引用します。
令和4年10月 大阪府の状況
令和4年10月 全国の状況
・令和4年10月の有効求人倍率は、1.35倍(前月比 0.01pt上昇)
・令和4年10月の新規求人倍率は、2.33倍(前月比 0.06pt上昇)
全国平均の有効求人倍率は、10か月連続で上昇
新規求人数は前年同月比で7.9%増
産業別にこれをみると
・宿泊業,飲食サービス業:29.3%増
・卸売業,小売業:11.7%増
・生活関連サービス業,娯楽業:11.3%増
などで推移
奈良労働局集計による「新規求人の産業別割合」は
以下の通りです。
図表等出典:奈良労働局「一般職業紹介状況(令和4年10月分)」
2020年1月以降の月間有効求人倍率については、
昨年2021年は、夏場から1.15倍前後で推移。
2022年は1.20倍でスタート、
以降は1.20倍を超えたまま上昇基調で推移、
8月に入り1.30倍超となっています。
【参考データ】
2020年(令和2年)1月以降 有効求人倍率の推移
■ 2020年
1月:1.49倍 2月:1.45倍 3月:1.39倍
4月:1.31倍 5月:1.18倍 6月:1.12倍
7月:1.08倍 8月:1.05倍 9月:1.04倍
10月:1.05倍 11月:1.05倍 12月:1.06倍
■ 2021年
1月:1.08倍 2月:1.09倍 3月:1.10倍
4月:1.09倍 5月:1.10倍 6月:1.13倍
7月:1.14倍 8月:1.15倍 9月:1.15倍
10月:1.16倍 11月:1.17倍 12月:1.17倍
■ 2022年
1月:1.20倍 2月:1.21倍 3月:1.22倍
4月:1.23倍 5月:1.24倍 6月:1.27倍
7月:1.29倍 8月:1.32倍 9月:1.34倍
10月:1.35倍
※出典:一般職業紹介状況(令和4年10月分)について
図表等出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和4年10月分)について
令和4年10月 都道府県別の状況(受理地別・就業地別)
「受理地別・就業地別集計の有効求人倍率」
各所から以下のデータが公表されています。
※受理地別:求人票を受理したハローワーク所在地で集計
就業地別:求人票に記載されている就業地で集計
【全国都道府県別の動向】
■ 就業地別 有効求人倍率(季節調整値)
最高は福井県の2.04倍
島根県:1.87倍
富山県:1.80倍
岐阜県:1.79倍
山口県:1.78倍
鳥取県:1.76倍
山形県:1.74倍
がこれに続き、
「1.00倍割れ」はゼロとなっています。
■ 受理地別 有効求人倍率(季節調整値)
最高は福井県の1.90倍
島根県:1.71倍
岐阜県:1.68倍
石川県:1.66倍
東京都:1.65倍
広島県:1.64倍
がこれに続きます
「1.00倍割れ」は、
沖縄県:0.99倍
神奈川県:0.91倍
の2県が報告されています。
図表等出典:秋田労働局「秋田県内の雇用情勢(令和4年10月)」
【近畿2府4県の動向】
「受理地別」では
・滋賀県:1.17倍(1.14倍)
・京都府:1.25倍(1.23倍)
・大阪府:1.30倍(1.31倍)
・兵庫県:1.07倍(1.04倍)
・奈良県:1.24倍(1.27倍)
・和歌山県:1.16倍(1.15倍)
※( )内は前月
「就業地別」では
・滋賀県:1.40倍(1.40倍)
・京都府:1.24倍(1.23倍)
・大阪府:1.10倍(1.10倍)
・兵庫県:1.20倍(1.19倍)
・奈良県:1.40倍(1.42倍)
・和歌山県:1.29倍(1.27倍)
※( )内は前月
で推移しています。
図表等出典:兵庫労働局「一般職業紹介状況(令和4年10月分)」
以上、最新データの概要をお伝え致しました。
詳しくは、下記
【出典・引用】URLからご確認ください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。
【出典・引用】