【連載コラム:求人票の書き方 #34-2020】
「雇用を守る出向支援プログラム2020」のアウトライン
新型コロナウイルス感染症の影響により、
一時的に雇用過剰となった企業が
従業員の雇用を守るために人手不足等の企業との間で
「雇用シェア」を活用した支援を行うプログラム
欲しい人材に響く! 求人票の書き方( 産業雇用安定センター 求人票の書き方 )
産業雇用安定センターがスタートした
送り出し企業と受け入れ企業のマッチング支援
「雇用を守る出向支援プログラム2020」
その支援サービスは
・一時的に雇用過剰となった企業は「人材送出情報」を
・人手不足等の企業は「人材受入情報」を
双方の企業がマッチングに必要な情報を
産業雇用安定センターに提供・集約することで進捗します。
人手不足等の企業の「人材受入情報」は
「求人票」のスタイルで情報を提供
その求人票は、産業雇用安定センターオリジナルの
「人材受入情報記入票/求人票記入票(様式−2)」です。
A4縦デザインの求人票は
エクセル形式のフォーム「入力用シート」で作成
各項目の備考欄ガイダンスを参照しながら
順番に必要データをインプットすれば
求人票様式に情報がレイアウト/アウトプットされる仕様です。
ご参考までに
「入力用シート」主な自由記入項目
文字数の制約は以下の通りです
■人材受入情報記入票/求人票記入票 「入力用シート」文字数
※以下、全て「全角文字数」
1.事業所関連情報
④業種:100文字
⑤事業内容・事業所の特長:110文字
2.求人関連情報
⑪受入職種:100文字
⑮受入(雇用)時期付記事項:63文字
⑱仕事内容欄:192文字
19経験付記事項:145文字
㉓給与付記事項:60文字
㉓昇給付記事項:56文字
24通勤手当付記事項:40文字
㉙休日等付記事項:30文字
33備考:200文字
※33備考欄については、
2020年4月1日から義務付けされた
「受動喫煙防止のための取組み」の入力が指定されています。
【ご参考:受動喫煙防止の取組み 関連コラム】
[1/6リニューアル] 4月1日から明示義務"受動喫煙対策"と求人票新項目【求人票の書き方 #02-2020】
幾度と産業雇用安定センター様
主催セミナー登壇のご依頼を頂き
各回をご受講頂いたみなさまには、
必ずお伝え致しましたが
「求人とは集客。求人票も広告。」です
広告には、興味・関心をもって
読んでほしい"読み手"が存在します。
求人広告で大切なことは、
「だれに・なにを・どう伝えるか」
過去に登壇したセミナーでは
具体的な記入事例も示しご説明致しましたが
■「業種」欄では
異業種・他業種から出向する読み手を想定した情報を
■「事業内容・事業所の特長」欄では
自社ならではの・他社とはここが違うことを意識した特長を
■「仕事内容」欄では
担当業務・入社後に期待する役割などの具体的内容を可能な限り
■各項目の「付記」欄では
各項目について、読み手の理解がより深まる補足情報などを
■「備考」欄では
福利厚生など、職場/就業環境で伝えておきたい情報を
このような視点でピックアップした
求人情報の素材・自社で働く魅力を
文字数の制約はありますが
・体言止め
・箇条書き
・「一文一意」の文章表現
などのテクニックを駆使
コンパクトに、わかりやすく
伝えたい事柄を可能な限りもらさず
具体的にしっかりと伝えたいところです。
スキーム・求人情報提供の流れを考えれば
提供する自社の求人票の"読み手"は、
送出企業の求職者だけではないことは
想像に難くありません
自社の受入情報(求人票)に
だれが・どのように関わることに
なっているのか?
提供プログラムの全体像をも俯瞰・意識し
適切な文章表現の求人情報を提供することもまた、
効果的なマッチング支援を受けるためには
大切な視点です。
求人票も書き方次第、
求人情報も伝え方次第。
みなさんは、まだ見ぬ"欲しい人材"に
なにを・どんな言葉で・どう伝えますか?
【ご参考:産業雇用安定センター登壇実績】
#104 産業雇用安定センター 人事労務管理セミナー(2019.03.12)
#089 人手不足対応ガイドラインから学ぶ人材確保・定着のアイディア(2018.07.20)【主催:産業雇用安定センター滋賀事務所】
#054 2017年版 中小企業白書から読み解く「人材確保戦略セミナー」 (2017.08.03)【主催:産業雇用安定センター・滋賀経済産業協会】
【その他 求人票の書き方セミナー登壇実績】
Office Heart Rock 講演実績[求人票の書き方・採用面接の進め方]
弊社では、
ハローワーク求人票、求人・事業所PRシートをはじめ
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
よい採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
※本連載コラムは、各所ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。