2012年開業、求人ひとすじ10年超「求人から相談できる社労士」
求人とは集客、求人票も広告です。Web/紙媒体も書き方次第、
求人票コピーライターが御社の求人票をバージョンアップ!
仕事に関係のない営業/勧誘等一切お断りします
大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. 来年1月 "新求人票"で掲載可。データで読み解く「UIJターン歓迎求人」 [#37-2019]
 

来年1月 "新求人票"で掲載可。データで読み解く「UIJターン歓迎求人」
[#37-2019]

2019/10/09
 

【連載コラム:求人票の書き方 #37-2019】


2020年1月6日
A4両面に一新される
ハローワーク求人票
 
新設項目のひとつに
「UIJターン歓迎」欄
があります。
 
UIJターン転職希望者の課題
   
今回のコラム、
「UIJターン歓迎求人」の概要と
中小企業白書などのデータから
転職希望者の傾向と特徴を読み解きます。

 

※厚生労働省リーフレット
「求人票が変わります(その2)」より

 

※以下の資料は、厚生労働省ホームページ等
 掲載・公開資料より引用します。

「UIJターンを伴う転職の実態」 白書にみる転職活動の課題と転職満足度

 

「UIJターンを伴う転職の実態」
2015年版中小企業白書 第2部
第2章 中小企業・小規模事業者における人材の確保・育成
第4節 地域のネットワークと人材戦略
からのデータです。


■転職先を見つける際の課題と情報収集の手段


「転職先を見つける際の課題」については

 ・候補となる転職先の情報がない/集められない:23.7%
 ・年齢の制約:15.0%
 ・転職先の労働条件が不明確:8.1% 

などが上位に。反面、
 ・特に課題はない:18.5%
も特徴的な結果となっています。

 


 
「転職先(就職先)の情報収集の手段」は、
 ・知人・友人の紹介:32.1%
 ・ハローワーク:17.9%
 ・就職情報サイト(リクナビ・マイナビ等):8.4%
 ・人材紹介会社の仲介:7.2%
 ・以前の勤務先・取引先の紹介:6.6%

※「自社(就職先)のホームページ」は2.6%

 

"個人的なつながり"による情報収集・
"職業紹介機関・求人媒体"を利用した情報収集
などのUIJターン転職希望者の行動がうかがえます。

 

■転職者が感じる「UIJターン」のメリット

 

白書では、
「UIJターンを伴う転職のメリット」
調査、集計結果を公表しています。
 
回答割合では
 ・地元で働くことができる:47.1%
 ・住環境がよい:30.9%
 ・親の面倒を見ることができる:26.9%
 ・通勤時間が短い:25.7%
 ・ストレスが減る:23.7%

が上位
 ・物価が安い:15.9%
 ・ワークライフバランスが実現できる:14.7%
 ・地域の活性化に貢献できる:12.7%
などがこれに続いています。

 

 

 

なお、
UIJターン転職による「年収の変化」に

ついての調査結果は、
 ・2割程度の減収 :15.6%
 ・3割程度の減収 :12.7%
 ・1割程度の減収 : 8.7%
 ・4割程度の減収 : 5.5%
 ・5割程度の減収 : 5.2%
 ・5割以上の減収 : 7.5%
 ・減収していない:44.8%

白書では、
「実態としては必ずしも減収を伴うものではないことが示唆される」と
コメントしています。

 
【出典・引用】
・中小企業庁 中小企業白書(白書・統計情報)
 ▽
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html 

 

・厚生労働省ホームページ 2019.10.01掲載
「2020年1月6日からハローワークのサービスが充実します!」

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06574.html 

欲しい人材に響く! 求人票の書き方("UIJターン歓迎求人" 求人情報の伝え方)

  
・転職先を見つける際の課題
 候補となる転職先の情報がない/集められない:23.7%
・転職先(就職先)の情報収集の手段
 ハローワーク:17.9% 

 ※就職情報サイト(リクナビ・マイナビ等):8.4%
  自社(就職先)のホームページ:2.6%

 
2020年1月6日から
求人情報に新設される
「UIJターン歓迎」

 

公開リーフレットによれば、
新求人票への文言掲載のほか

 
求職者も仕事探しのオプションとして
「UIJターン歓迎求人での検索」

可能になるとのことです。
 
"転職先情報の収集手段"としての
更なる活用が期待されます。
  
新求人票のデザイン
「UIJターン歓迎」の文言は、
裏面「6 会社の情報」の最下段・
「求人に関する特記事項」の直上に表示されます。

 

とすれば、
情報の流れ・読み手の動線からも

直下の「求人に関する特記事項」欄を活用して、
たとえば、
・採用面接・選考プロセスでの配慮
・住居などの福利厚生に関する情報
・職場の雰囲気などの就業環境に関する情報
など


また、転職メリットの上位
「地元で働くことができる」からは、
"(地元にある)自社で働く魅力"
しっかりと伝えたい求人情報の要素のひとつ。

  
UIJターンを希望する求職者の
「応募の不安を解消する情報」を
わかりやすく・的確に発信しておきたいところです。

 

2020年1月からの"新求人票"

求人票で一番注目される「仕事内容」欄
集約・統合される「求人に関する特記事項」欄
などで"1行の文字数・行数"の増量が予定されています。

 
リーフレットにも記載されていますが、
掲載する情報量が増える効果は、
「求職者が求める情報をより詳細に伝えられる」こと。
   
とはいえ、
"各欄何文字書ける・全部で何文字書ける"  
そんなフレームワークだけが、
訴求力強化のノウハウではありません。


大切なことはその先の

「だれに・なにを・どう伝えるか」


UIJターンを希望する転職者の目線

エリア・文字数を使った
"求職者目線の情報発信"です。 
  

よくある表現で曖昧なコピー
あおった表現で盛ったコピー
小洒落たアートっぽいコピー
カッコいいスタイリッシュなコピー
  
キャッチコピーも、ボディコピーも
そのアプローチは、幾千とあります。
 

ですが・・・

 

求人広告も採用ページも、   
何十回・何百回とクリックされようと
何百人・何千人・何万人に閲覧されようと
肝心の求人情報の中身そのものが、
・欲しい人材に、響かなければ・・・
・欲しい人材の、興味・関心を惹けなければ・・・
・欲しい人材が、応募してこなければ・・・

欲しい人材に響かず採用に繋がらなければ   

その求人広告の集客効果はゼロ。 
「集客できていないコンテンツ」です。
 
"詳しく書いた"結果が、

「情報の羅列」では読み手が疲れるだけ。

  

一方的に大量な情報を発信しても

"読み手に受け取ってもらえなければ"
何の意味もありません。

     

求人票訴求力強化の本質は、
素材・言葉・表現の
チョイスとセンスとインスピレーション

  
求人票の様式が変わっても
その本質は変わることはありません。
  
2012年(平成24年)以来、
本連載コラム・求人票セミナーなどで
お伝えしていますが、 
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」
です。
   
求人票も書き方次第、
求人情報も伝え方次第

    
自社独自の具体的事実(Fact)をベースに
オリジナリティあふれる厳選・洗練されたコピーで
訴求する求人情報のリアリティ。

  
そんな、
"自社独自(= 他社との違い)を踏まえた言葉"・
"読み手を鮮明に意識し、訴求したコンテンツ"が、
より、「読み手の心に響く求人情報」
より、「応募に繋がる求人情報」

になろうことは、想像に難くありません。
 
求人票でも・有料求人広告でも・採用ページでも
その本質は、商品・サービスを広報・PRする
視点・考え方となんら変わりはありません。 
  
弊社では、ハローワーク求人票のほか、
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
良い採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

みなさまのご参考になれば幸いです。


※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基に、

コラム記事として掲載しています。


Office Heart Rockは、2012年6月の開業以来
「ハローワーク求人票の書き方・活用ノウハウ」をメインコンテンツに 
人材確保にお困りのみなさまに 求人・採用活動のサポートメニューをお届けしています。
 ・求人票の書き方セミナーなど講演のご相談
 ・求人票・各種求人媒体コピーライティングのご相談
 ・ホームページ・採用ページ・会社案内ライティング など
お問い合わせ・ご相談はこちらのWebフォームからお願い致します。
 ▽     ▽     ▽     ▽     ▽       
お問合わせ・お申込みWebフォーム