2012年開業、求人ひとすじ10年超「求人から相談できる社労士」
求人とは集客、求人票も広告です。Web/紙媒体も書き方次第、
求人票コピーライターが御社の求人票をバージョンアップ!
仕事に関係のない営業/勧誘等一切お断りします
大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. 【From労働力調査】"就業理由・年齢内訳" 2018年 非正規従業員の動向 [#12-2019]
 

【From労働力調査】"就業理由・年齢内訳" 2018年 非正規従業員の動向
[#12-2019]

2019/05/30
 

【連載コラム:求人票の書き方 #12-2019】


パート・アルバイト・派遣・・・
  
求人広告も、G.W.も明けから
夏に向けて、TV-CMなどの露出も
ヘビ・ロテ傾向が伺えます。
   
求人広告戦略を考える上で
意識しておきたいのは、 
パート・アルバイトなど
いわゆる"非正規"従業員の
就業理由と年齢別の内訳
 
出典は、2月15日に公表された
総務省「労働力調査(詳細集計)」

 

今回のコラム、
「平成30年(2018年)平均(速報)」
の調査結果概要をご紹介、
求人票の書き方を検証します。

 

※以下の資料は、総務省統計局ホームページで
 公開されている資料より引用します。

2018年 非正規従業員の動向【総務省 労働力調査より】

  

パート・アルバイト、
派遣社員、契約社員、嘱託社員など

 

調査結果によれば、2018年平均の
男性 非正規職員従業員は  669万人
女性 非正規職員従業員は1,451万人

 

男性・女性比率は、
男性:31.6% 女性:68.4%

 

男女別に年齢別の内訳上位をみると
【男性】
・65歳以上:28.3%(189万人)
・55〜64歳:21.7%(145万人)
【女性】
・45〜54歳:25.2%(365万人)
・35〜44歳:21.2%(3075万人)

 

 

本労働力調査では、
「現職についた理由」の内訳・推移も報告されています。
 
男女別・設問別内訳の上位は
【男性】
・「自分の都合のよい時間に働きたいから」:27.7%
・「正規の職員・従業員の仕事がないから」:20.6%
・「家事・育児・介護等と両立しやすいから」:13.3%
 
【女性】
・「自分の都合のよい時間に働きたいから」:30.9%
・「家計の補助・学費等を得たいから」:22.5%
・「家事・育児・介護等と両立しやすいから」:17.8%

※以上、「その他」を除く

 

理由の上位2つについて、調査結果詳細と、
推移を図示したグラフを俯瞰しすると

 

男女1位の「自分の都合のよい時間に働きたいから」は、
前年から、男性:14万人増 女性:44万人増

 

男性2位の
「正規の職員・従業員の仕事がないから」は
前年から 7万人減

 

女性2位の
「家計の補助・学費等を得たいから」は、
前年から 18万人減

 

1位・2位の経年推移・増減傾向に
選択理由のトレンドすら

垣間見えるような結果となっています。

 

 


【出典・引用】

総務省統計局ホームページ

「労働力調査」ページ

https://www.stat.go.jp/data/roudou/index.html


「労働力調査(詳細集計)平成30年(2018年)平均(速報)」

https://www.stat.go.jp/data/roudou/rireki/nen/dt/pdf/2018.pdf

欲しい人材に響く! 求人票の書き方(「自分の都合のよい時間」の"都合")

 

男女とも、就業理由の1位
「自分の都合のよい時間に働きたい」

 

その"都合のよい時間"
・就業可能時間帯
・正味の就業時間数
・通勤時間を含めた就業時間 など
その「都合のよさ」の要素は、
さまざま。

 

年齢別内訳も加味すると
その事情・背景が、多種多様であることは
想像に難くありません。

 

そして、
・男性の就業理由 2位
「正規の職員・従業員の仕事がないから」
 
・女性の就業理由 2位
「家計の補助・学費等を得たいから」

ともに
"前年より減少"との調査結果を鑑みると、

 

求人広告によくあるフレーズ
「正社員登用」・「高時給」などが
従前のような訴求力があるかは、一考を要するところです。
 
2012年(平成24年)以来、
本連載コラム・求人票セミナーなどで
お伝えしていますが、

 

求人とは、集客。です。

大切なことは
「だれに・なにを・どう伝えるか?」
 
求人戦略でよく語られる
"求める人物像・人材像"は
「だれに・なにを・どう伝えるか?」の"誰?"の要素。

 

・〇〇できる人
・△△の経験がある人
などの"スペック"的な要素だけではなく、
年齢層・ライフスタイルなども含まれます。

 

自社の求人に応募して欲しい読み手の
興味・関心にヒットしなければ
応募という"行動"に繋がる可能性が低くなることは、
一般的な広告の考え方と同じです。
 
・自社の求人情報を届けたいターゲットに(=だれに)
・興味・関心を惹く情報を(=なにを)
・読み手目線でわかりやすく伝える(=どう伝える)

 

求人票も、広告。です。
限られた文字数でいかに読み手に伝えるかを
意識しておきたいところです。

  

"人手不足"・"売り手市場"といわれる昨今は、
「応募先・転職先を求職者が選べる」状況。

 

企業の広告・広報活動を取り巻く 
巷に商品・サービスが溢れている状況と同じです。

 

そこで大切な視点は、
「いかに、転職希望者(=お客様)に選んでもらうか?」
    
よくある表現・曖昧なコピーや、
仰々しい表現・盛ったコピーで訴求するより
自社独自の具体的事実(Fact)を踏まえた
オリジナリティあふれるコピーで訴求する情報のリアリティ
 
そんなコンテンツが、読み手である求職者に響く
求人情報であろうことは、想像に難くありません。
 

求人票も書き方次第、

求人情報も伝え方次第。

 

どこに出すか?よりも、
だれに・なにを・どう伝えるか?
   

 

その伝え方の本質は、 
コピーライティングのそれと、
なんら変わるところはありません。
 
弊社は、ハローワーク求人票のほか、
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
良い採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。 

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

みなさまのご参考になれば幸いです。


※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基に、

コラム記事として掲載しています。 



Office Heart Rockは、2012年6月の開業以来
「ハローワーク求人票の書き方・活用ノウハウ」をメインコンテンツに 
人材確保にお困りのみなさまに 求人・採用活動のサポートメニューをお届けしています。
 ・求人票の書き方セミナーなど講演のご相談
 ・求人票・各種求人媒体コピーライティングのご相談
 ・ホームページ・採用ページ・会社案内ライティング など
お問い合わせ・ご相談はこちらのWebフォームからお願い致します。
 ▽     ▽     ▽     ▽     ▽       
お問合わせ・お申込みWebフォーム