【連載コラム:求人票の書き方 #11-2018】
平成30年4月20日 中小企業庁は、
「2018年版中小企業白書」を公表しました。
ここ数年の傾向として、毎年
人手不足に関する分析がなされていますが、
2018年版第2部のテーマは、
「深刻化する人手不足と中小企業の生産性革命」
人手不足に関連するさまざまなデータが
公表されています。
今回のコラム、その中から、
「業種別不足している人材」の
データをご紹介致します。
※以下の資料は、
中小企業庁公開データから引用します。
業種別 不足している人材
白書では、人材像を
【中核人材】
・組織の管理・運営の責任者となっている人材
・高い専門性や技能レベル、習熟度を有している人材 など
【労働人材】
・各部門において、比較的定型的な業務を担う人材
・中核人材の指揮・管理のもと、各業務を行う人材 など
の2つに区分、業種別不足状況の調査結果を公表しています。
運輸業(81.9%)・建設業(71.4%)・サービス業(71.1%)を
筆頭に各業種で「労働人材」が不足
また、情報通信業での「中核人材」の突出した不足感も
特徴的な結果となっています。
運輸業・建設業・製造業については、
先のコラムでご紹介した大阪経済リサーチセンターが、
企業の現状認識と不足する人材の相関を
分析した調査結果も公開されています。
【関連コラム】
【4/12 orcie調査報告より】企業の現状認識と不足する人材の相関
▽
http://heartrock-noma.com/contents_1331.html
ハローワークで人材確保 求人票の書き方
白書で定義する"中核人材"と"労働人材"
その担当する役割からも、
特に仕事・業務の内容について
発信する情報・知りたい情報に違いが
あろうことは想像に難くありません。
このホームページコラムで、
2012年以来お伝えしている
「求人とは、集客。そして求人票も広告。」
という求人票の書き方のコンセプト
求人情報の訴求力を高めるには、
ターゲットとなる「求める人材」の明確なイメージ
・今、自社で直面しているのはこの課題
▽
・課題解決には、この役割を担う人材
(労働人材or中核人材)の確保が必要
▽
・自社での役割とは、具体的になに?
・その役割の人材は、どんな業務を担当?
・その業務を遂行できる人材は、どんな人?
「求人ターゲットが自社で担う役割」
から、
「担当する仕事の具体的内容」
までを明確にしておくことも大切な要素です。
そして、ハローワークの求人票
3つの活用エリア
・「仕事の内容」欄
・「特記事項」欄
・「備考」欄
で意識しておきたいのは、
「仕事の内容」欄の充実
たとえば、「営業職」・「管理職」・・・
職種の名称・呼称は各社同じでも、
その期待する役割・担当する業務内容は、
百社百様です。
定性的な「他社求人との仕事内容の違い」を
的確な求人情報(仕事情報)として、
「わかりやすく・ていねいに」伝えること。
そして、職場・会社の魅力(=自社で働く魅力)も
「具体的で明確。そしてリアルな言葉」で伝えることが、
"売り手市場で選ばれる求人情報"の大事なポイントです。
月並みな表現から一歩踏み込んだ、
「他社の求人とはココが違う」独自の魅力の情報発信
単に「詳しく書けば応募がある」ではありません。
もちろん、広告である以上は、嘘は書けません。
それは、企業の広報活動と同じです。
「ハローワークの求人票」も書き方次第、
求人媒体の選択肢のひとつとして
ご活用頂ければと存じます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸甚です。
では、また。
※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基にして、
記事として掲載させて頂いております。
【出典・引用】
中小企業庁ホームページ
2018年版「中小企業白書」「小規模企業白書」を公表します
▽
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/180420hakusyo.html
【ご参考】
Office Heart Rock 講演実績
求人とは、集客。 欲しい人材に響く!「無敵の求人票」書き方セミナー
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「求人とは、集客。」 求人コンサルティング・コピーライティング
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