【連載コラム:求人票の書き方 #06-2018】
たとえば、
・自社ホームページ
・WEB、紙求人媒体
・ハローワーク
昨今の売り手市場のなか、
募集・採用方法も多様化しています。
「企業の多様な採用に関する調査」
2018年3月23日、JILPT
(独立行政法人労働政策研究・研修機構)は
調査シリーズNo.179"詳細版"をリリースしました。
募集・採用方法を「業種別」にみると
特徴が垣間見えます。
今回のコラム、
その調査結果の概要をご紹介致します。
※以下の資料は、
JILPT(独立行政法人労働政策研究・研修機構)公開データから引用します。
「業種別」正社員の中途採用の募集・採用方法
合計では、
・ハローワーク:61.2%
・自社ホームページ:44.7%
・WEB求人媒体:37.8%
・人材紹介会社:35.4%
・紙求人媒体:20.8%
な結果。
これを"求人媒体別"にみると以下の傾向がうかがえます。
【ハローワークの割合が高い業種】
医療・福祉の90.7%を筆頭に、
・宿泊、飲食サービス業:77.7%
・製造業:62.1%
・運輸業、郵便業:61.8%
・建設業:61.5%
がこれに続きます。
【WEB求人媒体の割合が高い業種】
・生活関連サービス業、娯楽業:58.5%
・情報通信業:52.2%
・宿泊業、飲食サービス業:50.2%
などの業種の割合が高くなっています。
【自社ホームページの割合が高い業種】
・教育、学習支援業:65.9%
・医療、福祉:65.6%
・情報通信業:59.3%
などの業種での割合が高い結果となっています。
また"複数回答"のこの調査、
「情報通信業」では、
・自社ホームページ(59.3%)
・人材紹介会社(57.5%)
・WEB求人媒体(52.2%)
の3つで50%超えなど、
業種によっては、
「多チャンネルでの募集・採用活動」もうかがえます。
ハローワークで人材確保 求人票の書き方
多様化した「募集・採用方法」
「どこに出すか?」
それ以上に大切なことは、
「そこで何を伝えるか?」
"売り手市場"の求人・採用では、
「自社で働く魅力を求人情報で訴求」
することが、不可欠です。
"売り手市場"を転職者の視点でみれば、
「仕事を・会社を・職場を選べる」状況。
「他社とは、ここが違う訴求ポイント」
それは、消費者・お客様から選ばれる
企業のPR活動と本質は同じです。
・〇〇〇な仕事です。
・△△△が充実しています。
・□□□な職場です。
求人情報でよくみかけるキャッチコピーだけでは、
他社との違いが読み手に伝わらず、
"似たような求人"としか認識されません。
一歩踏み込んだ
「具体的で明確。そしてリアルな言葉」で、
自社の仕事・職場・会社を伝えることが、
"選ばれる求人情報"の大事なポイントです。
・買って欲しいお客様に、広告で"自社商品の魅力"を訴求すること
・入社して欲しい人材に、広告で"自社で働く魅力"を訴求すること
は本質の考え方は同じ。
求人も広告であることがおわかり頂けようかと存じます。
・求人票の限られたスペースで
・読み手が負担に感じないよう
・具体的に、わかりやすく、簡潔に
リアルで明確なメッセージを発信することがポイントです。
「他社の求人とはココが違う」独自の魅力の情報発信
単に「詳しく書けば応募がある」ではありません。
もちろん、広告である以上は、嘘は書けません。
それは、企業の広報活動と同じです。
「ハローワークの求人票」も書き方次第、
求人媒体の選択肢のひとつとして
ご活用頂ければと存じます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸甚です。
では、また。
※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基にして、
記事として掲載させて頂いております。
【出典・引用】
JILPT(独立行政法人労働政策研究・研修機構)ホームページ
調査シリーズNo.179「企業の多様な採用に関する調査」
▽
http://www.jil.go.jp/institute/research/2018/179.html
【ご参考】
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求人とは、集客。 欲しい人材に響く!「無敵の求人票」書き方セミナー
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