【連載コラム:求人票の書き方 #35-2016】
「大阪府 有効求人倍率:1.43倍は、平成以降の最高を更新」
ニュースソースは
「大阪労働市場ニュース(平成28年10月分)」
マザーズハローワーク「担当窓口の声」から、
「女性求職者が重視する求人条件」
も報告されています。
「速報!」で概要をご紹介するとともに、
他社がマネできない「無敵の求人票」
女性求職者に響く「求人票の書き方」を検証します。
1.大阪府有効求人倍率の推移
平成28年10月の状況は
有効求人倍率:1.43倍
有効求人数 :203,204人
有効求職者数:142,489人
※上記は、季節調整値
有効求人倍率は前月より0.03Pt上昇、
平成以降の最高を更新。
有効求人数は前月より0.6%増加、
過去(昭和38 年1 月以降)最多を4 か月連続で更新
という状況となっています。
ちなみに、
正社員有効求人倍率は0.97倍
前年同月より0.13Pt増、「1倍台間近」で推移しています。
2.女性求職者が重視する求人条件
11月29日リリースの
「大阪労働市場ニュース(平成28年10月分)」では、
「近畿ブロック各県の雇用動向(平成28年7-9月期)」も同時にリリース、
その資料には、
マザーズハローワークでの「担当窓口の声」として、
以下の「求職者が重視している労働条件など」もレポートされています。
マザーズハローワーク「求職者が重視している労働条件など」(抜粋)
・求職活動で重視していた要素
①勤務時間:40.9%
②勤務場所:25.0%
③職種:18.2%
(H28.7実施 兵庫)
・就業時間(子どもの急な病気、学校行事等で休めるかどうか)が
柔軟に対応できるなど育児に理解のあること。(兵庫)
・キャリアプランをライフプランに含め、計画性を持った就職活動の希望。
また、同一事業所で長く、安定的な働き方を希望する求職者が多い。(京都)
※以上、「マザーズハローワーク・マザーズコーナー 担当窓口の声」より引用
「女性求職者が重視する求人条件」傾向の一端が、
「現場の声」として垣間見えます。
【ここまでの出典】
大阪労働局 2016.11.29リリース
大阪労働市場ニュース(平成28年10月分)
▽
http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/houdou/_121377/_121824.html
3.他社がマネできない「無敵の求人票」 女性に響く「求人票の書き方」
「女性求職者が重視する求人条件」
"担当窓口の声"からみえてくることは、
に纏めることができます。
ただ、漫然と賃金や休日・休憩時間などの
基本的な労働条件を埋めておくだけではなく
「働く職場の情報」として情報発信することが
女性求職者の興味・関心を惹く要素となります。
求人票の目的は、応募者を集める「集客」です。
ハローワークで、
みなさんの「求人票を選んでもらう」戦略がポイントになります。
みなさんの「会社・職場・仕事」を
・求職者の立場で、
・興味・関心を持ってもらえる情報を、
・わかりやすく、ていねいに伝えて、
「選んでもらう」戦略
求人戦略とは、
「いかに面接にきてもらう(応募してもらう)か」
みなさまの会社が、お客さまに対して
普段から行っている広報活動と本質は同じ
「集客の情報戦略」なのです。
・求職者が興味・関心のある情報を
・適切な言葉・表現で
・求人情報として、効果的に発信する
求人もみなさんの会社のPR活動と同じです。
「広報・マーケティングの視点」が必要であることが
おわかり頂けるかと思います。
では、求人票のどこを活用するか???
この3つを活用すれば、「求人票の訴求力」を高めることができます。
そして以前に
ハローワークさんでの取材でもお話しをお伺いしましたが、
大事なことは
「応募があるまで、求人を諦めずに出し続けること」
以上、「速報!」でお伝え致しました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸甚です。
では、また。
Office Heart Rock 講演実績
〜求人とは、集客〜 欲しい人材に響く!「求人票の書き方」セミナー
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