「学生アルバイトの労働条件」昨今、このテーマについて、
メディアでもピックアップされる
機会が増えてきています。
11月9日、厚労省は、
「大学生等に対するアルバイトに関する意識等調査」の
結果をプレスリリース。
調査結果では、
・労働条件が通知されていない
・シフトに関するトラブル
・法律違反のおそれがあるトラブルなどが報告されています。
この結果を受け、
12月25日厚生労働省と文部科学省が連携し、
学生アルバイトの多い業界団体に対し
・労働基準関係法令の遵守
・シフト設定
などの課題解決に向け、
「学生アルバイトの労働条件に関する自主点検表」とともに、
自主的な点検の実施を要請しました。

「速報!」でご紹介致します。
1.調査対象者の属性と業種
【調査の概要】
「アルバイト経験」を有する大学生等に、
「アルバイトに関する意識等調査」を実施
・「アルバイト経験」の定義
週1日以上、3か月以上のアルバイト
・調査対象者(回答数):1,000名
【経験したアルバイトの業種(上位)】
・コンビニエンスストア:15.5%
・学習塾(個別指導):14.5%
・スーパーマーケット:11.4%
・居酒屋 :11.3%
2.調査結果の概要(労働条件トラブルの内訳)
対象者が「経験したアルバイト」:延べ1,961件
についての回答の一部をご紹介します。
労働条件の通知・トラブル
・労働条件通知書等を交付されていない :58.7%
・労働条件について、
学生が口頭でも具体的な説明を受けた記憶がない:19.1%
・労働条件等で何らかのトラブルがあった :48.2%(人ベースでは60.5%)
以下は、「トラブルがあった:48.2%」の内訳です
シフトに関するもの
・採用時に合意した以上のシフトを入れられた :14.8%
・一方的に急なシフト変更を命じられた :14.6%
・一方的にシフトを削られた :11.8%
法律違反のおそれのあるもの
・ 準備や片付けの時間に賃金が支払われなかった :13.6%
・ 1日に労働時間が6時間を超えても休憩時間がなかった: 8.8%
・ 実際に働いた時間の管理がされていない : 7.6%
(例えばタイムカードに打刻した後に働かされたなど)
3.「要望事項」の概要
この調査結果を受けての、
厚生労働省と文部科学省が連携した、
学生アルバイトの多い業界団体への「要請」
主な内容はこの2つとなっています。
1.労働契約の締結の際の
・労働条件の明示
・賃金の適正な支払い
・休憩時間の付与などの労働基準関係法令を遵守。
2.学生の本分である学業とアルバイトの適切な両立のための
シフト設定などの課題へ配慮。
※以上、厚労省HPより引用
今回の各業界団体への要請文には、
課題解決に向けた自主的な点検の実施を要請、
「学生アルバイトの労働条件に関する自主点検表」が
添えられています。
※点検表イメージ
cf.「学生アルバイトの労働条件に関する自主点検表」※厚労省HP
▽
http://www.check-roudou.mhlw.go.jp/pdf/jishutenken.pdf 【ご参考】
厚生労働省HP 2015.12.25報道リリース
「学生アルバイトの労働条件の確保について要請しました」
▽
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000108174.html※このURLでは、
・各団体・業界団体への要請文
・「学生アルバイトの労働条件に関する自主点検表」
などがご覧頂けます。
以上、
「速報!」でお伝え致しました。
※本コラムは、関係各所から入手したネタを元に記事として掲載しております。
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