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  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. [2024年版中小企業白書] 中途採用/新卒採用の課題 人材不足感と応募状況 [#16-2024]
 

[2024年版中小企業白書] 中途採用/新卒採用の課題 人材不足感と応募状況
[#16-2024]

2024/05/15

***「応募が少ない」と求人票***

 

「2024年版中小企業白書・小規模企業白書が閣議決定されました」 

経済産業省は、2024年5月10日 ニュースリリース

中小企業庁は、ホームページにその全容を公開しました。


本連載コラムでは毎年、本白書から

企業の求人・採用活動に参考となるデータを

紹介していますが

  

本年度の白書でも

「人材不足・人材確保」に関する興味深い

データがさまざまな切り口で報告されています。


本連載コラム、本年も最新版の

中小企業白書・小規模企業白書から

「求人・採用」に気になるデータを

ピックアップしてご紹介致します。


※以下の資料は、中小企業庁等

 ホームページで公開されている資料等より引用します

[2024年版中小企業白書より] 中途採用・新卒採用の課題 人材の不足感と応募状況


今般ご紹介するデータは
2024年版「中小企業白書」
第2部 環境変化に対応する中小企業
第1章:人への投資と省力化 から

直近3年間で中途採用・新卒採用を
行った企業が感じている課題について
以下のデータが掲載されています。

■ 中途採用に感じている課題

上位は
「応募が少ない」:61.1%
「指導する人材の不足」:23.6%
「早期離職が多い」:17.1%



■ 新卒採用に感じている課題

上位は
「応募が少ない」:62.8%
「育成に時間がかかる」:44.5%
「指導する人材の不足」:37.3%


中途採用・新卒採用ともに
「応募が少ない」が最重要課題にランク

即戦力のメリットを感じる中途採用では、
「応募が少ない」が他の選択肢と比較して
圧倒的に割合が高く

育成のメリットを感じる新卒採用では
育成・指導に関する負担と課題の割合が高い

先の連載コラムでご紹介した
中途採用のメリット・新卒採用のメリットに
リンクするような特徴もうかがえる結果となっています。

【関連コラム】

■ 「人材の不足状況別」応募状況

白書では、企業が感じる
「人材の不足状況別」の応募状況をクロス集計
 
中核人材・業務人材のいずれにおいても
「不足していない企業」は「不足している企業」に比べて
「応募状況」に関する満足感が高い傾向がうかがえます。


「不足している」企業の応募状況
・中核人材
 「あまり応募がない」:51.8%
 「全く応募がない」:37.7%
・業務人材
 「あまり応募がない」:56.2%
 「全く応募がない」:23.0%

白書では、
「人材の不足感は応募が少ない、若しくは全くないことが要因の一つ」
と分析・コメントしていますが

人手不足⇒求人に投資⇒応募が少ない⇒結果が出ない

そんな悪循環もまた、企業の求人・採用マインドに
ネガティブな影響を及ぼしていることも推察できる
結果となっています。

ここまでの図表出典:
中小企業庁 2024年版「中小企業白書」第2部 第1章:人への投資と省力化

詳細は【出典・引用】URLからご確認ください 

【出典・引用】
経済産業省 2024.05.10
2024年版中小企業白書・小規模企業白書が閣議決定されました

中小企業庁 2024.05.10 中小企業白書
 
中小企業庁 2024.05.10 小規模企業白書


   

欲しい人材に響く! 求人票の書き方 (「応募が少ない」と求人票


「応募が少ない」

応募者を増やす戦略には
媒体重視の「量の戦略」と
内容重視の「質の戦略」の
2つの方向性を考えることができます。

媒体重視の「量の戦略」には
複数の求人媒体に自社求人を展開する
戦略となります

「〇〇がオススメする求人媒体云々」の
コンテンツをみかけますが

もし、自社求人が
・他社に類をみない「オンリーワンな職種・仕事」
・誰もがあこがれる「ナンバーワンな職種・仕事」
であれば、掲載するだけで、
求職者の目に付く可能性がUPするかもしれないことは
想像できますが、そんな求人が実在するかは甚だ疑問です。

そして、求人媒体を増やしても
"巷の評判がよさげな媒体"ほど
他社求人との競合は避けられません

今や「求人を出せば応募がある」
そんな時代ではありません

あまたの求人情報から
自社求人が選ばれない限りは
「求人情報の内容(質)」で
読者である求職者のココロを掴まなければ
応募の可能性はないということは
どの求人媒体に出しても同じ

つまり
求人の「量と質」は
二律背反の関係ではなく次元が違うもの

求人媒体を増やすならば、なおさら
そこで発信する求人情報のクオリティも
十分に検討すべき時代といえます。

「求人情報のクオリティ」とは
「だれに・なにを・どう伝えるか?」

本連載コラム・求人票の書き方セミナーなどで
10年来お伝えしていますが
「求人とは集客。求人票も広告。」です。

求人票を広告として機能させ、
読者である求職者を応募させるためには
求人票の内容(=質)次第と言っても
過言ではありません

その要求される「質」は広告の
それと本質は変わりませんから
キャッチコピー・ボディコピーはもちろん
構成やレイアウト、見た目もその要素です

一方的で表現・冗長な文章で
埋め尽くした"真っ黒な求人票"は、
みなさんが普段目にする広告では
"文字だらけのチラシ"と同じ。

手にとって読みたい気持ちになりますか?

大切なことは読み手である「求職者の目線」 
求人票の文字数・行数の制約の中で
コンパクトにわかりやすく、興味・関心を惹きそうな
情報を網羅しておくことが書き方・構成のポイントです。

求人票も書き方・伝え方次第で反響が変わります。

みなさんの求人票は、
求職者に選ばれる見た目・内容になっていますか?

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。


※本連載コラムは、各所ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。




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