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[1/30発表] 令和5年の平均有効求人倍率は2年連続で上昇。12月は低下

2024/01/31
 

「令和5年有効求人倍率」

「令和5年12月 有効求人倍率」

  

2024年1月30日

厚生労働省・大阪労働局など各所で、

最新データが公表されました。


今回のコラム、

その概要をご紹介致します。

 
※以下の資料は、厚生労働省・大阪労働局等
 各ホームページで公開されている資料より引用します。

令和5年12月 大阪府の状況


大阪労働局が発表した
「大阪労働市場ニュース(令和5年12月分)」
大阪府の主な求人指標は以下の通りです

■ 令和5年12月の動向
・有効求人倍率(季節調整値)1.24倍
 前月より0.02pt低下

・有効求人数(季節調整値)200,319人
 前月より  0.9%減(4か月連続の減少)
・有効求職者数(季節調整値)161,790人
 前月より  0.5%増(5か月ぶりの上昇)

「受理地別有効求人倍率」の1.24倍は
全国平均を下回る数値

「就業地別有効求人倍率」の1.06倍は引き続き、
全国47都道府県で一番低い倍率となっています


※図表等出典:大阪労働局 大阪労働市場ニュース(令和5年12月分)              

令和5年平均・令和5年12月 全国の状況


令和5年平均の有効求人倍率は1.31倍
 前年の1.28倍から0.03ポイント上昇

 直近5年の推移は
  令和元年:1.60倍
  令和 2年:1.18倍 
  令和 3年:1.13倍
  令和 4年:1.28倍 
  令和 5年:1.31倍 
 
 ピークの1.60倍に及ばないものの
 2年連続上昇傾向で推移しています。
 
・令和5年12月の有効求人倍率は、1.27倍(前月から0.01pt低下)
 こちらは2か月連続で低下しています。

・令和5年12月の新規求人倍率は、2.26倍(前月同水準)
 こちらは前月同水準で推移しています。


図表等出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和5年12月分及び令和5年分)について
  


【参考データ】

2020年(令和2年)1月以降 有効求人倍率の推移

■ 2020年

 1月:1.49倍  2月:1.45倍  3月:1.40倍

 4月:1.31倍  5月:1.19倍  6月:1.12倍

 7月:1.08倍  8月:1.04倍  9月:1.04倍

 10月:1.04倍 11月:1.05倍 12月:1.06倍

■ 2021年

 1月:1.08倍  2月:1.09倍  3月:1.10倍

 4月:1.10倍  5月:1.10倍  6月:1.13倍

 7月:1.14倍  8月:1.14倍  9月:1.15倍

 10月:1.15倍 11月:1.17倍 12月:1.18倍

■ 2022年

 1月:1.20倍  2月:1.21倍  3月:1.23倍

 4月:1.24倍  5月:1.25倍  6月:1.27倍

   7月:1.28倍  8月:1.31倍  9月:1.32倍

 10月:1.34倍 11月:1.35倍 12月:1.36倍

■ 2023年

 1月:1.35倍  2月:1.34倍  3月:1.32倍

 4月:1.32倍  5月:1.31倍  6月:1.30倍
   7月:1.29倍  8月:1.29倍  9月:1.29倍
 10月:1.30倍 11月:1.28倍 12月:1.27倍
※出典:一般職業紹介状況(令和5年12月分及び令和5年分)について

令和5年12月 都道府県別の状況(受理地別・就業地別)

 

「受理地別・就業地別集計の有効求人倍率」

 

各所から以下のデータが公表されています。

※受理地別:求人票を受理したハローワーク所在地で集計
 就業地別:求人票に記載されている就業地で集計

 

【全国都道府県別の動向】

■ 就業地別 有効求人倍率(季節調整値)

最高は福井県の1.94倍

 山口県:1.74倍

 島根県:1.64倍

 岐阜県:1.63倍

 富山県:1.61倍

 がこれに続き、


最低は大阪府の1.06倍

「1.00倍割れ」はゼロとなっています。 

 

■ 受理地別 有効求人倍率(季節調整値)    

最高は福井県の1.77倍

 東京都:1.74倍

 岐阜県:1.58倍

 石川県:1.55倍

 広島県:1.53倍

 山口県:1.53倍

 がこれに続きます

 

「1.00倍割れ」は、

千葉県:0.96倍

神奈川県:0.89倍

が報告されています。


【近畿2府4県の動向】      

「受理地別」では

 ・滋賀県:1.02倍(1.04倍)

 ・京都府:1.17倍(1.19倍)

 ・大阪府:1.24倍(1.26倍)

 ・兵庫県:1.04倍(1.03倍)

 ・奈良県:1.14倍(1.16倍)

 ・和歌山県:1.09倍(1.07倍)

 ※( )内は前月


「就業地別」では

 ・滋賀県:1.27倍(1.30倍)

 ・京都府:1.19倍(1.21倍)

 ・大阪府:1.06倍(1.06倍)

 ・兵庫県:1.15倍(1.16倍)

 ・奈良県:1.30倍(1.32倍)

 ・和歌山県:1.19倍(1.18倍)

 ※( )内は前月

で推移しています。

 

            

図表等出典:兵庫労働局「一般職業紹介状況(令和5年12月及び令和5年内容)」


 
以上、最新データの概要をお伝え致しました。
詳しくは、下記 【出典・引用】URLからご確認ください。

 


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。

※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。

 
【出典・引用】

大阪労働局 定例記者会見資料 2024.01.30
大阪労働市場ニュース(令和5年12月分)
  
厚生労働省 報道発表 2024.01.30
一般職業紹介状況(令和5年12月分及び令和5年分)について
   
兵庫労働局 一般職業紹介状況(令和5年12月及び令和5年内容) 2024.01.30


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