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大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. シニアが重視するのは仕事?職場?給料?生涯現役社会と求人票の書き方 [#01-2024]
 

シニアが重視するのは仕事?職場?給料?生涯現役社会と求人票の書き方
[#01-2024]

2024/01/21

***「生涯現役社会」シニア層への求人票***

 

「生涯現役社会」


就労意欲が高い60歳以上

いわゆる「シニア層」が

仕事探しで重視するポイントは?

 

そんな調査結果が公表されました。

 

今回のコラム、その概要を紹介し

求人票の書き方を検証致します


※以下の資料は、関係各所

 各ホームページで公開されている資料より引用します。

「60代シニア層の就業ニーズ」調査結果の概要


今般、調査データを公表したのは
公益財団法人 産業雇用安定センター

就労意欲が高い60歳以上の高年齢者を対象に、
「キャリア人材バンク」を運営し、
その能力の活用を希望する事業者との
マッチングを行っています。

■ 仕事探しで重視するもの

シニア層全体では
「仕事内容や職場の働きやすさ」が40.1%で最多

これに、就業場所・通勤時間」や
「就労日数・就業時間」が30%台で続きます。

これに比べ
 「給料」:25.1%
 「体力・体調に合っている」:22.7%
給料よりも仕事内容・職場の働きやすさを
重視している傾向がうかがえます。

年齢層・性別の属性で傾向をみると

・60~64歳層では
 男性:「職業経験・知識を活かせる」が上位
 女性:「就業場所・通勤時間」が上位
 
 男性は仕事重視 女性は就業場所重視
 そんな特徴がうかがえます。


■ 週に何日・一日に何時間働きたいか

週の就業日数の傾向ついては
・65~69歳では、男女とも
 週2~3日>週4日>週5日

 女性では特に「週2~3日」が61.5%と断トツの
 回答となっているのが特徴的な結果となっています。

・60~64歳では、
 男性で 週5日>週4日>週2~3日 と
  逆順となっている特徴が報告されています。 

一日の就業時間については
・65~69歳女性/60~64歳女性では
 圧倒的に「4~5時間」が占め(ともに55.0%)
・65~69歳男性では
 「6~8時間」(47.0%)と「4~5時間」(48.0%)が拮抗
・60~64歳男性では
 「6~8時間」が70.0%と圧倒的
など、属性での特徴がうかがえる結果が報告されています。



ここまでの図表出典:
公益財団法人 産業雇用安定センター 2024.01.15
「60代シニア層の就業ニーズに関するアンケート調査」調査結果

 
詳細は、下記【出典・引用】URLからご確認ください

【出典・引用】

公益財団法人 産業雇用安定センター 2024.01.15
「60代シニア層の就業ニーズに関するアンケート調査」結果概要について

   

欲しい人材に響く! 求人票の書き方 (「生涯現役社会」シニア層への求人票)


本調査の結果を読み解くと、
求人票の訴求ポイントに
 1.仕事内容・職場
 2.就業日数・就業時間
を挙げることができます。

1.仕事内容・職場

たとえば
・「やりがいのある仕事です」
・「働きやすい職場なので安心です」

こんな陳腐な求人コピーが
定年まで勤めあげるほどの就業経験を有する
シニア層に対して響くかどうか甚だ疑問です。

「なぜ」「どうして」といった具体的根拠や
客観的な数値などで補強して
読み手である求職者にイメージしてもらうことが
書き方のポイントです。

2.就業日数・就業時間

こちらは、
 ・週何日・1日何時間なら働けるけど・・・
 ・午前だけ働きたいなぁ・・・ 
 ・午後からだと働く時間あるけどなぁ・・・
こんな視点で各社の求人票を眺めながら応募先の
選別を行っているであろうことは想像に難くありません。

本連載コラムでも
求人票セミナーでも
繰り返しお伝えしていますが
「求人とは集客、求人票も広告」です。
 
"読み手のニーズに適った情報を効果的に提供する"ことは
広告をつくるうえで不可欠な検討プロセスです。

どんなにお金をかけて求人媒体に広告しても
不用意な"どこかで見たことがある"既視感満点の
借りてきたような陳腐な求人コピーでは
「その他大勢」の求人に埋もれてしまうことは
想像に難くありません。

求人掲載する媒体を増やしても
求人掲載する面積を増やしても

求人広告の読み手である
求職者にスルーされれば
その広告の費用対効果は・・・

大切なことは、
お金をかけて媒体を増やすなどの
「求人の量」ではなく

どこに出すかよりもなにを伝えるか?
「求人の質」の検討です。
 
求人票も書き方・伝え方・見せ方次第で
読み手の印象・反響が変わります。 

自社の求人票は、想定する欲しい人材の期待に
応えているかどうか?
一度、しっかりとご検討ください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。



※本連載コラムは、各所ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。

 

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