今夜は、大阪城ホールで省吾さん
SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2023
Welcome back to The Rock Show
youth in the "JUKEBOX" へ
7年ぶりとなるアリーナツアー
前回 奇跡的に、前から2列目の神席で観た
「ON THE ROAD 2022 Welcome Back to The Rock Show “EVE”」の
ツアーファイナル 大阪フェスティバルホール
省吾さんが、MCで約束してくれたアリーナツアーの大阪初日
思い返せば、高校時代の友人が
FMのエアチェックをして録音していた
カセットテープをたまたま借りて、
なんとなく聴いていた
武道館ライブの「独立記念日」の歌詞に、
くすぶっていた高校生活の忸怩たる思いを
救われた。そんな衝撃を受けて以来、
省吾さんのLP盤を貪るように買い集めては、
夢中になって聴き込んで。
「会いたい・ライブを観たい」と思っていたら
神戸国際会館のコンサートの新聞広告に目が留まって。
当日券買って省吾さんのコンサート観たのは40年前、
「SHOGO HAMADA WITH THE FUSE」のクレジットだった頃。
余裕で1階席に入れたのは、昔日の感が。
大学生になって、バイトでお金を貯めて、
横浜スタジアムの「A PLACE IN THE SUN」
大阪発のバスツアーに参加して観に行ったのは
人生初の一人旅
就職して生まれたところを遠く離れ、
東京に出てきて仕事を始めて。
その年、代々木競技場 第一体育館で観た
「ON THE ROAD '86 “I'm a J.BOY”」は、
後日、田家 秀樹さんの「陽の当たる場所」で
どんな意味を持つ日だったかを知ることとなって
自分の人生の轍には、
省吾さんの「ON THE ROAD」があって。
決して"報われた"と実感することがなかった
10代後半から20代・30代前半には
「路地裏の少年」があって「J.BOY」があって
70年代・80年代の省吾さんの楽曲があって
そして、月日は流れて12年前、2011年4月23日
全てを失くして、それでも「いま、聴きに行かなくちゃ」と
直感して満身創痍で向かった神戸ワールド記念ホールの
「ON THE ROAD 2011-2012 "The Last Weekend"」
オープングの「ON THE ROAD」と
オーラスの「日はまた昇る」を聴いて
"独立開業"に一筋の光明を見出して
帰路についたことが、現在に繋がっています。
さて、昨年の"EVE"を受けた今宵のコンサート
省吾さんがMCで話していましたが
"The Last Weekend"以来、11年ぶりのステージの設えは、
オーバルな大阪城ホールにとてもマッチしていて。
11年前と同じリサーチも、DVDに記録された宣言通りに。
いつものように
第1部・第2部2部構成のロングコンサート
耳に馴染んだ
小田原さんのドラムも
古村さんのサックスも
町支さんのギター&コーラスも
いつものように・いままでのように
今回のツアーのセットリスト
これは、省吾さんのMCでわかったことですが
「youth in the "JUKEBOX"」は、
実は今回のアリーナーツアーの大事なコンセプトで
まさに自分の若い頃。当時、画期的な発明だった
ポータブルオーディオプレーヤー(ウォー〇〇〇)で、
自分が編集した"オリジナルベスト(自称)"の
カセットテープが擦り切れるほどに聴き込んだ
懐かしくも、どストライクなナンバーが次々と
それは、懐古的ではなく、
あの頃に感じていて、今も心の奥底に居るものを
掘り起こして・確認しているようなひととき
なんとも豪華で贅沢な3時間、
終演後のステージを眺めながら
「もう1度"The Last Weekend"観よ」と