厚生労働省による
「モデル就業規則」
一部文言を削除・改訂した
「令和5年7月版」が
リリースされています
今回のコラム、
その概要をご紹介致します。
※以下の資料は、厚生労働省等
各ホームページで公開されている資料より引用します。
「モデル就業規則(令和5年7月版)」の概要
今回の改訂は
「自己都合退職に対する障壁の除去」への対応
内閣官房が2023年6月16日公表した
「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2023改訂版」
1.新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画の改訂の考え方
(6)成長分野への労働移動の円滑化
③自己都合退職に対する障壁の除去
のコメントに対応した内容となっています。
図表出典:厚生労働省「モデル就業規則(令和5年7月)」
具体的には、モデル就業規則 第54条が対象
「勤続_年以上の労働者」
「勤続_年未満の者」
など、勤続年数を要件とする文言を削除し、
内容の見直し・改訂が行われています。
就業規則も"生き物"
本コラムでもご紹介した
「令和4年11月版」では
・勤務間インターバル制度
・出生時育児休業
・不妊治療休暇
に関する改訂がなされたように
法改正・労働慣行の見直しなど
適宜、その時代に合わせた内容に
アップデートされています。
詳細は、下記 【出典・引用】各URLからご確認ください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。
【関連コラム】
【出典・引用]
厚生労働省 ホームページ モデル就業規則について
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https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/model/index.html
内閣官房 2023.06.16
新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版
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https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/pdf/ap2023.pdf