「令和5年1月 有効求人倍率」
2023年03月03日
厚生労働省・大阪労働局など各所で、
最新データが公表されました。
今回のコラム、
その概要をご紹介致します。
※以下の資料は、厚生労働省・大阪労働局等
各ホームページで公開されている資料より引用します。
令和5年1月 大阪府の状況
令和5年1月 全国の状況
・令和5年1月の有効求人倍率は、1.35倍(前月から0.01pt低下)
・令和5年1月の新規求人倍率は、2.38倍(前月と同水準)
有効求人倍率が前月から減少に転じたのは、
3年前の2020年8月(1.08倍→1.04倍)以来17か月ぶり
新規求人数は前年同月比で4.2%増
産業別にこれをみると
・宿泊業,飲食サービス業:27.0%増
・運輸業,郵便業:4.0%増
・卸売業,小売業:3.8%増
などで推移
奈良労働局集計による「新規求人の産業別割合(全国)」は
以下の通りです。
図表等出典:奈良労働局「一般職業紹介状況(令和5年1月分)」
【参考データ】
2020年(令和2年)1月以降 有効求人倍率の推移
■ 2020年
1月:1.49倍 2月:1.45倍 3月:1.40倍
4月:1.31倍 5月:1.19倍 6月:1.12倍
7月:1.08倍 8月:1.04倍 9月:1.04倍
10月:1.04倍 11月:1.05倍 12月:1.06倍
■ 2021年
1月:1.08倍 2月:1.09倍 3月:1.10倍
4月:1.10倍 5月:1.10倍 6月:1.13倍
7月:1.14倍 8月:1.14倍 9月:1.15倍
10月:1.15倍 11月:1.17倍 12月:1.18倍
■ 2022年
1月:1.20倍 2月:1.21倍 3月:1.23倍
4月:1.24倍 5月:1.25倍 6月:1.27倍
7月:1.28倍 8月:1.31倍 9月:1.32倍
10月:1.34倍 11月:1.35倍 12月:1.36倍
■ 2023年
1月:1.35倍
図表等出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和5年1月分)について
令和5年1月 都道府県別の状況(受理地別・就業地別)
「受理地別・就業地別集計の有効求人倍率」
各所から以下のデータが公表されています。
※受理地別:求人票を受理したハローワーク所在地で集計
就業地別:求人票に記載されている就業地で集計
【全国都道府県別の動向】
■ 就業地別 有効求人倍率(季節調整値)
最高は福井県の2.00倍
島根県:1.84倍
富山県:1.79倍
山口県:1.79倍
岐阜県:1.75倍
鳥取県:1.74倍
がこれに続き、
「1.00倍割れ」はゼロとなっています。
■ 受理地別 有効求人倍率(季節調整値)
最高は福井県の1.90倍
東京都:1.72倍
島根県:1.72倍
石川県:1.69倍
岐阜県:1.67倍
広島県:1.64倍
がこれに続きます
「1.00倍割れ」は、
神奈川県:0.92倍
が報告されています。
図表等出典:秋田労働局「秋田県内の雇用情勢(令和5年1月)」
【近畿2府4県の動向】
「受理地別」では
・滋賀県:1.20倍(1.21倍)
・京都府:1.25倍(1.26倍)
・大阪府:1.29倍(1.31倍)
・兵庫県:1.06倍(1.08倍)
・奈良県:1.22倍(1.22倍)
・和歌山県:1.16倍(1.14倍)
※( )内は前月
「就業地別」では
・滋賀県:1.44倍(1.45倍)
・京都府:1.23倍(1.26倍)
・大阪府:1.12倍(1.12倍)
・兵庫県:1.19倍(1.20倍)
・奈良県:1.37倍(1.37倍)
・和歌山県:1.29倍(1.27倍)
※( )内は前月
で推移しています。
図表等出典:兵庫労働局「一般職業紹介状況(令和5年1月分)」
以上、最新データの概要をお伝え致しました。
詳しくは、下記
【出典・引用】URLからご確認ください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。
【出典・引用】