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  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. [令和4年版厚生労働白書]保育士の求人倍率/辞める理由/転職で望む条件 [#17-2022]
 

[令和4年版厚生労働白書]保育士の求人倍率/辞める理由/転職で望む条件
[#17-2022]

2022/10/22

***保育士の求人 辞める理由/転職で望む条件***

 

「令和4年版厚生労働白書」

 

平成13年(2001年)の「厚生労働白書」

発刊から数えて21冊目となる
令和4年版 第1部のテーマは
「社会保障を支える人材の確保」

 

今回のコラムは、第1部から
保育士の求人・採用に関する動向
ピックアップしてご紹介致します。
     

※以下の資料は、厚生労働省ホームページに
公開されている資料より引用します。

令和4年版厚生労働白書より 保育士の求人動向(有効求人倍率の推移)

 

「令和4年版厚生労働白書」によれば


保育士の全国平均の有効求人倍率は
平成24年の 1.05倍から毎年上昇し
平成28年には 2.00倍台に

 

令和元年の 2.99倍をピーク
近年は下降傾向がみられるものの
依然として 2.50倍の高水準で推移しています



これを、都道府県別/前年同月比でみると
 ・28道府県で、前年より上昇
 ・18都府県で、全国平均を上回る

との結果が報告されています。


【ご参考】
■都道府県別有効求人倍率上位
 ・栃木県:5.32倍
 ・岡山県:4.74倍
 ・静岡県:4.40倍
 ・茨城県:3.97倍
 
■近畿2府4県の動向
 ・滋賀県:2.40倍
 ・京都府:2.93倍
 ・大阪府:3.92倍
 ・兵庫県:2.53倍
 ・奈良県:3.26倍
 ・和歌山県:3.59倍
 ※滋賀県・兵庫県以外は
  全国平均 2.92倍を上回る



以上 図表出典:厚生労働省 令和4年版厚生労働白書 第1部 第1章 社会保障を支える人材を取り巻く状況

※詳細は、下記 【出典・引用】URLからご確認ください。        

欲しい人材に響く! 求人票の書き方 ( 保育士の求人 辞める理由/転職で望む条件 )

 

「令和4年版厚生労働白書 第1部 第1章」では、
上記にご紹介した求人倍率に関する動向のほか、
就職/離職/転職に関する調査結果も報告されています。


「退職(離職)した理由」では
 ・「職場の人間関係」:33.5%
 ・「給料が安い」:29.2%
 ・「仕事量が多い」:27.7%
 ・「労働時間が長い」:24.9%
など、職場環境・労働条件に関する事項が上位に



「保育士として再就業(転職)する際の希望条件」では
 ・「通勤時間」:79.9%
 ・「勤務日数」:77.8%
 ・「勤務時間」:76.3%
 ・「給与等」:63.7%
が上位に

  

給与面よりも、通勤時間などの利便性や
勤務日数・時間などの働き方の柔軟性を望み、

正社員よりパート・非常勤での勤務を望むなど
の特徴的な傾向・結果が報告されています。



以上 図表出典:厚生労働省 令和4年版厚生労働白書 第1部 第1章 社会保障を支える人材を取り巻く状況


2012年(平成24年)以来、10年にわたって
弊所が本連載コラムや商工会議所などでの
「求人票の書き方セミナー」等の機会に
繰り返しお伝えしていることは 
    
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」
という視点・考え方
 

求人/採用では、ともすれば
「求める人材像の明確化」が
強調・重視される傾向が見受けれらますが


求人票も広告である以上
「読み手の興味・関心」に
思いを巡らすこともまた、
求人票を書く上で重要なポイントです。


たとえば、退職した理由の上位である
 ・職場環境(人間関係など)の情報
 ・働き方(仕事量・労働時間など)の情報


「前職を辞めた理由」は、裏を返せば
「次の転職先の選択で重視する事柄」と言えます。
 
そして、再就業の希望条件の上位

 ・通勤時間に関する情報
 ・勤務日数・時間などの働き方に関する情報
なども、

中途採用の求人情報で注目される情報で
あろうことは想像に難くありません。

 

ただ単に
「会社の言いたいことだけを一方的に詳しく書く」
ではなく

「求める人材の興味・関心を意識して詳しく書く」 


つまり「だれに・なにを・どう伝えるか?」 
そんな視点に立った求人票の書き方・内容・質が
人材募集・確保のコアな要素であることは、
広告のそれと同じです。
  
求人票も書き方・伝え方次第で
その印象はガラリと変わります。

  
みなさんは、仕事を探しているみなさんに
「なにを・どう」伝えたいですか?

  
一度、自社の求人情報・求人票の内容を
検証・吟味してみてください。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸いです。


【出典・引用】

厚生労働省 報道発表 2022.09.16
「令和4年版厚生労働白書」を公表します

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27564.html

 

白書、年次報告書

https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/
   

※本連載コラムは、各省庁ホームページ公開情報等
取材した内容を基に、記事として掲載しています。

 


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