「テレワーク」実施者の割合が昨年度から倍増!
国土交通省が毎年実施している
「テレワーク人口実態調査」
令和3年3月19日公表の最新結果によれば
令和2年度「テレワーク実施者」の割合は、
緊急事態宣言中に増加、
"前年度の9.8%から19.7%へ倍増"とのことです。
今回のコラム、
「令和2年度テレワーク人口実態調査」から、
企業などで働く"雇用型就業者"にフォーカス
就業者からみたテレワークの実態、
その概要をお伝え致します。
※本コラムの図表等は、国土交通省ホームページ等で
公開されている資料より引用します。
1.[令和2年度調査]雇用型テレワーカー テレワークのきっかけと推移/満足度
国土交通省による令和2年度調査
"雇用型就業者"とは
「民間会社、官公庁、その他の法人・団体の正社員・職員、
及び派遣社員・職員、契約社員・職員、嘱託、
パート、アルバイトを本業としていると回答した人」といいます。
テレワーカーは、23.0%
非テレワーカーは、77.0%
地域別では
・首都圏:34.1%
・中京圏:19.7%
・近畿圏:23.3%
・地方都市圏:16.2%
との調査結果が報告されています
※首都圏:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県
中京圏:愛知県、岐阜県、三重県
近畿圏:京都府、大阪府、兵庫県、奈良県
地方都市圏: 上記以外の道県
【テレワークの開始時期】は、
4〜5月が 54.8%
85.0%が「新型コロナウイルス感染症対策」が
きっかけでスタートしましたが、
8〜10月には、中断率は28.7%に推移
中断理由の内訳は
・会社からの出勤指示:48.9%
・自主的に出勤が必要:15.7%
となっています。
【テレワークの満足度】については
64.3%が「大変満足・やや満足」
性別では
・男性:62.3%(20.3% , 42.0%)
・女性:69.4%(25.8% , 43.6%)
年齢別では
・15〜29歳:70.3%(25.9% , 44.4%)
・30〜39歳:68.7%(23.7% , 45.0%)
・40〜49歳:63.3%(21.0% , 42.3%)
・50〜59歳:59.8%(20.1% , 39.7%)
・60歳以上:58.8%(18.1% , 40.7%)
※( )内は「大変満足」,「やや満足」の順
・男性よりも女性
・シニア層よりも若年層
そんな満足度の傾向がうかがえる
結果が報告されています。
そして
【今後のテレワーク実施意向】については
・「実施したい」:81.5%
・「実施したくない」:18.5%
「実施したくない」の内訳をみると
「仕事に支障が生じる(コミュニケーションのとりづらさや業務効率低下など)、
勤務時間が長くなるなど、勤務状況が厳しくなるから」が43.0%
テレワークによる仕事の進め方・効率に関する不具合が伺える
結果が示されています。
2.[令和2年度調査]雇用型非テレワーカー テレワークを実施していない理由
77.0%を占める"雇用型非テレワーカー"が
「テレワークを実施していない(実施したくない)理由」
「仕事内容がテレワークになじまない」が 62.4% で
その59.1%が「勤務先からテレワークを認められていない」と回答
「なじまない仕事内容」の内訳については
・直接対面が必要な仕事:31.6%
・現場作業が必要な仕事:23.4%
・セキュリティの仕事:2.7%
その反面、
「仕事内容がなじまないとは思わない」との回答は、37.6%
勤務先判断とのギャップが垣間見える結果が報告されています。
「テレワークの適切な導入・実施の推進」
2021年3月25日 厚生労働省は
テレワークガイドラインを改定・公表しました。
改定ガイドラインでは
・「テレワークの対象業務」について
一般にテレワークを実施することが難しい業種・職種であっても個別の業務によっては実施できる場合があり、
管理職側の意識を変えることや、業務遂行の方法の見直しを検討することが望ましい。
・「テレワークの対象者等」について
新入社員、中途採用の社員及び異動直後の社員は、コミュニケーションの円滑化に
特段の配慮をすることが望ましい。
などの指針が示されています。
※図表出典:
厚生労働省 テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン(リーフレット)
詳しくは、【出典・引用】の各URLでご確認ください。
以上、概要をお伝え致しました。
【出典・引用】
国土交通省 報道発表 2021.03.19
「テレワーク」実施者の割合が昨年度から倍増!
〜令和2年度のテレワーク人口実態調査結果を公表します〜
▽
https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi03_hh_000072.html
国土交通省 テレワークの推進ページ
▽
https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/telework_index.htm
厚生労働省 報道発表 2021.03.25
「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」を公表します
▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/teleworkgl.html
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考となれば幸いです。
Office Heart Rockは、2012年6月の開業以来
ハローワークの求人票の書き方・活用ノウハウを
人材確保にお困りのみなさまに
◆求人コンサルティング
◆求人票ライティング など
求人・採用活動のサポートメニューを
提供しています。
当サイトの【連載コラム:求人票の書き方】は
2020年1月に記載項目が拡充・リニューアルされた
"新求人票"に完全準拠
欲しい人材に響く求人票ライティングの
ノウハウ・お役立ち情報を随時更新しています。
◆御社の求人・採用活動のヒントに
◆御社の求人票ブラッシュアップに
ご活用ください
#求人票の書き方 連載コラムでも
繰り返しお伝えしておりますが、
「求人とは、集客」
「求人票も、広告」です。
どこに出すか?よりも、
だれに・なにを・どう伝えるか?
求人票も書き方次第、
求人情報も伝え方次第。
求人票でも・有料求人広告でも・採用ページでも
その本質は、商品・サービスを広報・PRする
視点・考え方となんら変わりはありません。
弊社では、ハローワーク求人票のほか、
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
よい求人・採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。
【ご参考】
■求人票の書き方セミナー・講演実績
求人とは、集客。 欲しい人材に響く!「求人票の書き方」セミナー
Office Heart Rock 講演実績(求人票の書き方・採用面接の進め方)
求人票の書き方セミナー お客さまの声
■求人票コンサルティング・ライティング
求人とは集客、求人票も広告です。 求人票コンサルティング・ライティング
求人票コンサルティング お客さまの声・事例
■解説動画・オンライン講座
3分でわかる 欲しい人材に響く!求人票の書き方※2015.06.30
※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基にして、
記事として掲載させて頂いております。
求人コンサルティング・セミナー等、
お問い合わせは、下記お申込みフォームからお願い致します。
▽ ▽ ▽