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求人とは集客、求人票も広告です。Web/紙媒体も書き方次第、
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大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. [令和元年版 労働経済白書]人手不足 職場への影響 会社/従業員の意識 [#33-2019]
 

[令和元年版 労働経済白書]人手不足 職場への影響 会社/従業員の意識
[#33-2019]

2019/10/01
 

【連載コラム:求人票の書き方 #33-2019】


「労働経済白書」


一般経済や雇用、労働時間などの
現状や課題を統計データを活用して
分析する報告書です。

 

2019年9月27日
通算71回目 厚生労働省から
令和元年版が公表されました。

 

令和元年版の分析テーマは
「人手不足の下での
『働き方』をめぐる課題について」

 
求人・採用の参考となるデータも
多数報告されています。
 
今回のコラム、ピックアップするのは
「人手不足が職場へ及ぼす影響」
  
会社と従業員の意識ギャップが
垣間見える結果が報告されています。

 

※以下の資料は、厚生労働省
 ホームページで公開されている資料より引用します。

【令和元年版 労働経済白書より】人手不足が職場環境に及ぼす影響

    

今回のコラム、
ピックアップするデータは
第Ⅰ部 第1章
「我が国を取り巻く人手不足等の現状について」から
 
人手不足が職場環境に及ぼす影響を巡るデータ・報告です。
 
■ 企業と従業員 人手不足が職場環境に及ぼす影響


「人手不足が職場環境へ影響を及ぼしていると感じる割合」
 企業:73.6% 従業員:77.5%

 

「職場環境への具体的な影響」 
 企業と従業員の意識ギャップが大きい選択肢は
 
 ②従業員の働きがいや意欲の低下:17.4
 ⑦メンタルヘルスの悪化などによる休職者:14.8
 ⑥職場の雰囲気の悪化:14.7
 ⑧従業員間の人間関係の悪化:13.8
 ⑤将来不安の高まりやキャリア展望の不透明化:12.7
     ・・・
 ①残業時間の増加、休暇取得数の減少:3.5
  ※「労働者」−「企業」、%ポイントで表示・序列

 

 残業時間・休暇に関する意識に比しても、
 人手不足の状況が及ぼす「働きがいや意欲の低下」のギャップ
 従業員が感じる影響の大きさ
が特徴的な結果となっています。

 

 
 
■ 職種別 人手不足が職場環境に及ぼす影響

 

 ・「従業員の働きがいや意欲の低下」
  全職種平均(50.6%)を上回る職種は 
   ・「接客・サービス職」:54.3%
   ・「医療・福祉関係専門職」:52.1%
   ・「製造・生産工程職」:51.5%
   ・「販売職」(51.5%)「事務職」(51.1%)「営業職」(50.6%) 
 
・「離職者の増加」
  全職種平均(50.7%)を上回る職種は 
   ・「接客・サービス職」:55.6%
   ・「医療・福祉関係専門職」:53.3%
   ・「販売職」:52.3%
   ・「輸送・機械運転職」:51.3%
   ・「事務職」:51.1%
   ・「教育関係専門職」:50.7%

 

 会社業務のオペレーションを担う人材への
 モチベーション低下・離職の連鎖などの
 影響の大きさが特徴的な結果となっています。

 

 
【出典・引用】

厚生労働省 ホームページ
「令和元年版 労働経済の分析」を公表します

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06963.html

欲しい人材に響く! 求人票の書き方(求人募集を諦めない!採用手段としての求人票)

 

白書で報告された
「人手不足が職場に及ぼす影響」
従業員の働きがい・意欲の低下
 
フォローのための定着施策・
モチベーションアップ施策だけではなく
人手不足そのものの課題解決の模索
   
「求人募集を諦めない」
その重要性がみてとれます。
 
「求人を、どこに出せばよい?」
求人コンサルティングの現場でも
よくお寄せ頂くご質問のひとつです。
 
「2015年版 中小企業白書」では
「採用手段ごとの利用実績と採用実現率」
報告されています。
 


 
ヒストグラムが、利用実績、
折れ線グラフが、採用実現率を示すこの図表

 

中途採用に関する採用実現率は、
・ハローワーク:76.4%
・就職ポータルサイト:69.9%
・人材紹介会社:73.6%
・就職情報誌等の求人広告:72.6%
・自社ホームページでの告知:46.4% 

との結果が報告されています。
 
同じく「2015年版 中小企業白書」では、
「人材の確保手段別の課題」についても、
以下の調査結果が報告されています。
  

  
図表では各課題項目について、
「課題である」との回答率が高い順に、
赤→橙→水色→青 と色分けし図示しています。

 

たとえば、
・人材紹介会社・就職ポータルサイト:「コストが高い」が赤
・就職情報誌や新聞・紙媒体の求人広告:「コストが高い」・「人材の数が少ない」が黄
・自社のホームページでの告知:「人材の数が少ない」が赤

人材の確保手段について、
各媒体・手段の"一長一短"な特徴がみてとれます。
 

【出典・引用】
中小企業庁 中小企業白書(白書・統計情報)

https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html


2012年(平成24年)以来、
本連載コラム・求人票セミナーなどで
お伝えしていますが、 
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」
です。
   
ハローワークの求人票も
この3つのエリアを活用すれば、
「求人票の訴求力」を高めることができます。 
    ▽   ▽   ▽

 

しかし・・・
 
"エリアの活用"
"何文字書ける"

そんなフレームワークだけが、

訴求力強化のノウハウではありません。
 

「情報の羅列」では読み手が疲れるだけ。  

大切なことはその先

   
「だれに・なにを・どう伝えるか」

そのエリア・文字数を使った

"求職者目線の情報発信" 
  

そのベースを支えるのは、
素材・言葉・表現の
チョイスとセンスとインスピレーション

 

求人票も書き方次第、
求人情報も伝え方次第。
  
その伝え方の本質は、 
コピーライティングのそれと、
なんら変わるところはありません。

 
そしてそれこそが、
"求職者から選ばれる求人票"
訴求力強化の本質です。

   
よくある表現・曖昧なコピー
あおった表現・盛ったコピー
  
たとえそれで、
何十回・何百回とクリックされようとも、
欲しい人材に響かず採用に繋がらなければ   
その求人広告の集客効果はゼロ。 
「集客できていないコンテンツ」です。 

 

 
自社独自の具体的事実(Fact)を踏まえた
オリジナリティあふれるコピーで訴求する情報のリアリティ

 

求人票でも・有料求人広告でも・採用ページでも
その本質は、商品・サービスを広報・PRする
視点・考え方となんら変わりはありません。
 

    
そんな、
"自社独自(= 他社との違い)"を踏まえた言葉・
読み手を鮮明に意識し訴求する"尖ったコンテンツ"が、
より、読み手に響く求人情報であろうことは、

より、応募に繋がる求人情報であろうことは、

想像に難くありません。
 
弊社では、ハローワーク求人票のほか、
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
良い採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。

 

最新の統計データ・エビデンスで読み解く

【連載コラム:求人票の書き方】

バックナンバーはこちらからご覧ください。

 ▽    ▽    ▽

 
 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

みなさまのご参考になれば幸いです。


※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基に、

コラム記事として掲載しています。


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