2012年開業、求人ひとすじ10年超「求人から相談できる社労士」
求人とは集客、求人票も広告です。Web/紙媒体も書き方次第、
求人票コピーライターが御社の求人票をバージョンアップ!
仕事に関係のない営業/勧誘等一切お断りします
大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. 【平成30年版 労働経済白書】正社員中途採用 求める人材は、〇〇な人 [#30-2018]
 

【平成30年版 労働経済白書】正社員中途採用 求める人材は、〇〇な人
[#30-2018]

2018/10/02

【連載コラム:求人票の書き方 #30-2018】



「平成30年版 労働経済白書」


2018.09.28 厚生労働省から公表されました。

 

約350ページに及ぶ、多面的な分析には、
求人・募集にも参考となるデータも

多々報告されています。

 

今回のコラムは、

正社員中途採用をピックアップ。

 

調査結果にみる企業の動向と、
求人票の書き方を検証します。

 

※以下の資料は、厚生労働省ホームページ

 公開データから引用します。

中途採用をめぐる概況と企業の中途採用

 

「平成30年版 労働経済白書」

第Ⅱ部第2章第3節のテーマは、
「働き方の多様化の進展について」

 

白書の定義で"正社員等"に
分類される雇用形態の採用状況を
従業員規模別に、比較しています。

 

白書によれば、


中途採用を実施している
事業所割合(従業員規模別)
は、
・従業員300人以上999人以下:約49%
・従業員100人以上299人以下:約48%
をはじめ、全規模でも44%の状況

 

今後の見込みも
「中途採用を増やしていく」
動向がうかがえます。

 

求人に関連して注目したいのは、

中図の「中途採用を行う企業の目的」


従業員規模別の状況をピックアップすると、

 

従業員1,000人以上では
「専門分野の高度な知識やスキルを持つ人が欲しいから」:66.5%
「新卒採用だけでは補充できないから」:41.6%

 

従業員300人以上999人以下では
「専門分野の高度な知識やスキルを持つ人が欲しいから」:61.7%
「新卒採用だけでは補充できないから」:46.2%

 

従業員300人未満では
「専門分野の高度な知識やスキルを持つ人が欲しいから」:50.3%
「高度とか専門とかではなくてよいので
 仕事経験が豊富な人が欲しいから」:35.6%
 
・高度な専門性を有する人材
・豊富な仕事経験を有する人材
・新卒採用を補充する若年人材 など、
従業員規模別からも、

各社の事情・背景、人材ニーズの多様性もうかがえます。

 


【出典・引用】
厚生労働省ホームページ
「平成30年版 労働経済の分析(労働経済白書)」

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/18/18-1.html

欲しい人材に響く! 求人票の書き方

 

・高度な専門性を有する人材
・豊富な仕事経験を有する人材
・新卒採用を補充する若年人材

 

"知識・スキル"を求める場合には、
 「〇〇資格を有する人」
"経験"を求める場合には、
 「〇〇経験△年以上」

 

求人情報でよくみかける
スペックにフォーカスした
定番フレーズです。

 

ですが、

「求人とは、集客」です。

 

読み手(=求職者)目線で考えると、
興味・関心は、むしろスペックの先

「この知識・スキルで、どんな仕事をするの?」
「その経験は、どんな仕事・役割で活かすの?」

 

スペックと仕事の内容を紐づけて、
"自分がこの仕事をするイメージ"で
求人情報を読み進めているであろうことは、
想像に難くありません。

 

5W1Hなどを意識して、自社が求める
"高度な専門性"
”豊富な仕事経験”
などの、定性的なニュアンスを
うまく「仕事の内容」に変換して

伝えておきたいところです。

 

仕事の内容については、
・新卒採用を補充する若年人材
でも大事なポイントです。

 

中途採用の若年者と新卒就活生

年齢は近くとも、
 ・仕事情報を読む視点
 ・会社、職場の選択基準 など

就業経験の有無などから
求人情報の着眼点は大きく異なっていることも、
想像に難くありません。

 

「求人票も、広告」です。

 

単なるスペックだけではなく、
読み手(=求職者)目線に立った
 ・詳しさ
 ・読みやすさ
 ・わかりやすさ
「求人票で、だれに・なにを伝えるか?」
を意識しておきたいところです。

ハローワーク求人票の活用エリア・活用メリット

 

弊社コラムで繰り返しご紹介していますが、

・「仕事の内容」欄
・「特記事項」欄
・「備考」欄

3つの求人票活用エリアは、

数字では表現できない定性的な

「他社求人との違い」

求職者に訴求できるエリアです。

 

「自社の仕事の具体的な内容」

「自社の特長は? 自社の働く環境は?」

 

「他社求人と、どこが違うのか?」を

読み手がイメージし、判断できる情報を

「具体的で明確。そしてリアルな言葉」で伝えることが、
"売り手市場で選ばれる求人情報"の大事なポイントです。

 

そして、ハローワークの求人票については、

よく「無料で使える」がメリットとして挙げられますが、

求人票を「広告」として捉えた場合、
更に大きなメリットがあります。

 

それは、
「掲載期間中にでもメンテナンスできる」
というメリット。

 

一般的な求人広告は、
掲載期間中の原稿修正は不可となっています。

 

片や、ハローワークの求人票
管轄のハローワークで手続きを踏めば、
適時、求人情報の修正・更新が可能です。

 

言い換えれば
「求人票の反響をみながら求人情報を無料で
 ブラッシュアップ・アップデートできる」メリット

 

このホームページコラムで、
2012年以来お伝えしている
「求人とは、集客。そして求人票も広告。」
という求人票の活用・書き方のコンセプトからも、

 

・求人市場の動向をみながら
・求職者の反響をみながら
・応募者の関心をみながら

 

自社が訴求する求人情報を
「無料で、自社のタイミングで更新できる機動力」こそが、

売り手市場でのハローワーク活用の大きなメリットです。

 

「求人とは、集客」
「求人票も、広告。」です。
 
求人情報も伝え方次第。
どこに出すか?よりも、
だれに・なにを・どう伝えるか?  
 
求人票でも・有料求人広告でも・採用ページでも
その本質は、商品・サービスを広報・PRする
視点・考え方となんら変わりはありません。
 

「ハローワークの求人票」も書き方次第、
求人媒体の選択肢のひとつとして
ご活用頂ければと存じます。


弊社では、ハローワーク求人票のほか、
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
よい求人・採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。

 
最新の統計データ・エビデンスで読み解く
【連載コラム:求人票の書き方】
バックナンバーはこちらからご覧ください。
 ▽    ▽    ▽

 

[求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS  

  

 

【ご参考】
■求人票の書き方セミナー・講演実績

求人とは、集客。 欲しい人材に響く!「求人票の書き方」セミナー 
 
Office Heart Rock 講演実績(求人票の書き方・採用面接の進め方) 
 
求人票の書き方セミナー お客さまの声 

 

■求人票コンサルティング・ライティング
求人とは集客、求人票も広告です。 求人票コンサルティング・ライティング 
 
求人票コンサルティング お客さまの声・事例                    

 

■解説動画・オンライン講座
3分でわかる 欲しい人材に響く!求人票の書き方※2015.06.30 

 

求人票の書き方 オンライン講座※2016.03.01 配信開始

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

みなさまのご参考になれば幸甚です。

 

では、また。

 


※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基にして、

記事として掲載させて頂いております。

 

 

 
求人コンサルティング・セミナー等、
お問い合わせは、下記お申込みフォームからお願い致します。
▽   ▽   ▽


Office Heart Rockは、2012年6月の開業以来
「ハローワーク求人票の書き方・活用ノウハウ」をメインコンテンツに 
人材確保にお困りのみなさまに 求人・採用活動のサポートメニューをお届けしています。
 ・求人票の書き方セミナーなど講演のご相談
 ・求人票・各種求人媒体コピーライティングのご相談
 ・ホームページ・採用ページ・会社案内ライティング など
お問い合わせ・ご相談はこちらのWebフォームからお願い致します。
 ▽     ▽     ▽     ▽     ▽       
お問合わせ・お申込みWebフォーム