【連載コラム:求人票の書き方 #27-2017】
「正社員有効求人倍率、初の1倍超え」
各メディアでも報道されましたが、
7月28日 厚生労働省が
「一般職業紹介状況(平成29年6月分)」で
公表したデータです。
「求人倍率」とは、
ハローワークに申し込んだ
"求職者1人当たりの求人数"
"1倍を超える"ことは
「売り手市場へ局面が移行した」
ことを意味します。
今回は、「速報!」で概要をご紹介、
「求人票の書き方のポイント」も
検証します。
※以下の資料は、厚生労働省ホームページで
公開されている資料より引用します。
「一般職業紹介状況(平成29年6月分)」の概況
「一般職業紹介状況」とは、
厚生労働省が、ハローワークにおける
求人、求職、就職の状況をとりまとめ、
求人倍率などの指標を作成し、
「一般職業紹介状況」として毎月公表しているものです。
【平成29年6月分 概況】
・平成29年6月 "有効"求人倍率 : 1.51倍
対前月比 0.02Pt上昇・平成29年6月 "新規"求人倍率 : 2.25倍
対前月比 0.06Pt低下
特筆すべきは、
「正社員有効求人倍率」の 1.01倍(季節調整値)
2004年(平成16年)11月の
集計開始以来初めて、「1倍を上回る」結果となっています。
なお、有効求人倍率(季節調整値)を
"都道府県別"でみると、
就業地別では、
・最高は福井県の2.12倍
・最低は北海道の1.13倍
関西の状況は、
・滋賀県:1.38倍
・京都府:1.33倍
・大阪府:1.23倍
・兵庫県:1.25倍
・奈良県:1.29倍
・和歌山県:1.23倍
という結果となっています。
【ここまでの出典・引用】
厚生労働省ホームページ 2017.07.28
一般職業紹介状況(平成29年6月分)について
▽
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000172226.html
「正社員求人倍率 1倍超え」欲しい人材に響く 求人票の書き方
「求人倍率」とは、
ハローワークに申し込んだ
"求職者1人当たりの求人数"
「正社員求人倍率、初の1倍超え」とは、
求職者1人当たりの
正社員求人数が1社を超えた状況
正社員の求人状況も
「売り手市場」へ局面が移行したことを示します。
正社員確保のためには、
募集媒体である求人票などで
「いかに応募に繋げるか?」が
最重要課題です。
「求人をどこに出せば?」
最近の求人相談で多いご質問です。
ですが、調査結果からもわかる通り、
"売り手市場"の局面では、
「どこに出しても競合多数な状況」であろうことは、
想像に難くありません。
求人戦略で重視すべきは、
むしろ「何を伝えるか?」
会社が想定する「欲しい人材」とは
「求人票の読み手」
読み手の興味・関心を喚起し、
応募に繋げる意味においては、
「求人票も求人広告」です。
"売り手市場"の求人募集の現状では、
たとえば、
・「アットホームな〇〇です」
・「やりがいのある△△です」など
"見慣れた求人フレーズ"では、
求人広告に"目が肥えた"求職者からは
「他社求人との違い・自社で働く魅力」が
響かないこともまた、想像に難くありません。
「他社の求人とは、ここが違う」が
リアルで明確な仕事・職場・会社の魅力
読み手である求職者の目線で、
「なにを・どう伝えるか?」
が求人票の書き方の大事なポイントです。
「応募がある」ことは「集客できている」こと。
単に「詳しく書けば応募がある」ではありません。
もちろん、広告である以上は、嘘は書けません。
その本質は、みなさんが普段行っている
広報活動と何ら変わることはありません。
「自社の求人情報が選ばれなければ」
応募=集客には繋がりません。
「ハローワークの求人票」も書き方次第で
訴求力のある情報発信ができます。
求人媒体の選択肢のひとつとして
ご活用頂ければと存じます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸甚です。
では、また。
※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基にして、
記事として掲載させて頂いております。
【ご参考】
Office Heart Rock 講演実績
求人とは、集客。 欲しい人材に響く!「無敵の求人票」書き方セミナー
求人とは、集客。 欲しい人材に響く!「無敵の求人票」書き方セミナー
「求人とは、B to Aの集客」 求人コンサルティング・コピーライティング
「求人とは、B to Aの集客」 求人コンサルティング・コピーライティング
求人コンサルティング・セミナー等、
お問い合わせは、下記お申込みフォームからお願い致します。
▽ ▽ ▽