先般来、本連載コラムでご紹介しています
「令和3年度(2021年度) 雇用・労働分野の助成金」
令和3年度となり「人材確保等支援助成金」では
コースの創設・見直し・廃止などの動きがありました。
今回のコラム、
その概要をお伝え致します。
※本コラムの図表等は、厚生労働省ホームページで
公開されている資料より引用します。
1.令和3年度「人材確保等支援助成金(テレワークコース)」の概要
本助成金は、
・良質なテレワークを新規導入・実施することにより
・労働者の人材確保や雇用管理改善等の観点から効果をあげた中小企業事業主
を対象に創設されたコース
[機器等導入助成]と[目標達成助成]で構成されています。
概要は以下の通りです
■ 支給対象となる取り組み
① 就業規則などの作成・変更
② 外部専門家によるコンサルティング
③ テレワーク用通信機器の導入・運用
④ 労務管理担当者に対する研修
⑤ 労働者に対する研修
■ 支給要件
[機器等導入助成]
新たに、テレワークに関する制度を規定した
労働協約または就業規則を整備すること。
テレワーク実施計画認定日以降、
機器等導入助成の支給申請日までに、
助成対象となる取組を1つ以上行うこと。
評価期間(機器等導入助成)における、テレワークに取り組む者として
事業主が指定した対象労働者のテレワーク実績が、次のいずれかを満たすこと。
▽
(1) 評価期間(機器等導入助成)に1回以上対象労働者全員がテレワークを実施
(2) 評価期間(機器等導入助成)に対象労働者がテレワークを実施した回数の
週平均を1回以上とする
[目標達成助成]
評価期間後1年間の離職率が、計画提出前1年間の離職率以下であること。
評価期間後1年間の離職率が30%以下であること。
評価期間(目標達成助成)に、1回以上テレワークを実施した労働者数が、
評価期間(機器等導入助成)初日から1年を経過した日における事業所の労働者数に、
計画認定時点における事業所の労働者全体に占める対象労働者の割合を掛け合わせた
人数以上であること。
■ 助成額(支給額)
[機器等導入助成]
テレワークを可能とする取り組みに要した額(支給対象経費)の30%に相当する額
※ただし、以下の(1)・(2)いずれか低い方の金額が上限額
(1) 100万円
(2) 20万円×対象労働者
[目標達成助成]
テレワークを可能とする取り組みに要した額(支給対象経費)の20%に相当する額
※1.生産性要件を満たした場合は 35%
※2.ただし、以下の(1)・(2)いずれか低い方の金額が上限額
(1) 100万円
(2) 20万円×対象労働者
詳しくは、下記【出典・引用】URLでご確認ください。
【出典・引用】
厚生労働省 ホームページ
人材確保等支援助成金(テレワークコース)
▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/telework_zyosei_R3.html
2.令和3年度「人材確保等支援助成金」見直し・廃止コースの概要
新たにテレワークコースが創設された反面
令和3年度版「人材確保等支援助成金」では、
以下の各コースで見直し・廃止となっています。
詳しくは各URLでご確認ください。
■ 令和3年度 見直しとなったコース
・人材確保等支援助成金(人事評価改善等助成コース)
「制度整備助成」を廃止 「目標設定助成」のみ
▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000199313.html
・人材確保等支援助成金(介護福祉機器助成コース)
「機器導入助成」を廃止 「目標設定助成」のみ
▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000199292_00006.html
■ 令和2年度限りで廃止となったコース
・人材確保等支援助成金(介護・保育労働者雇用管理制度助成コース)
▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000199292_00007.html
・人材確保等支援助成金(設備改善等支援コース)
▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000200778.html
以上、概要をお伝え致しました。
【関連コラム:令和3年度 雇用関係助成金】
雇用・労働分野の助成金 厚労省 令和3年度簡略/詳細版パンフをリリース
厚生労働省 ホームページ
事業主の方のための雇用関係助成金
▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/index.html
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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