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大阪府社労士会 北東支部所属 Since 2012.06.15
  1. [求人ジャーナリストの連載コラム] Heart Rock Frontline NEWS
  2. 【連載コラム:求人票の書き方 】:欲しい人材に響く! 求職者から「選ばれる」求人票の書き方
  3. [11/1公表]令和元年度第2回ハローワーク雇用短観 人材不足の職種/理由 [#38-2019]
 

[11/1公表]令和元年度第2回ハローワーク雇用短観 人材不足の職種/理由
[#38-2019]

2019/11/03
 

【連載コラム:求人票の書き方 #38-2019】


「ハローワーク雇用等短期観測」
 
大阪労働局が四半期毎に、
ハローワークによる管内企業へ
個別のヒアリングを実施。
その調査結果を取りまとめたデータです。

 

11月1日に公表されたデータは
"令和元年度 第2回目"
 
今回のコラム、調査結果から
「人材が不足している職種」・
「人材が不足している理由」
をピックアップ
「求人票の書き方」を検証します。

※以下の資料は、大阪労働局ホームページで
 公開されている資料より引用します。

「第2回 ハローワーク雇用等短期観測」人材が不足している職種・理由

    

■人材が不足している職種

「正社員で不足している職種」については、
 ・「専門的・技術的職業」:37.3%
 ・「生産工程の職業」:30.1%
 ・「販売の職業」:22.8%
などが上位に

 

「パート・契約社員等で不足している職種」については、
 ・「生産工程の職業」:40.8%
 ・「サービスの職業」:24.8%
 ・「販売の職業」:16.8%
などが上位に

 

■人材が不足している理由
 全ての企業規模で「退職者の補充」が最多
  ・99人以下:60.0%
  ・100人以上499人以下:67.4%
  ・500人以上:68.9%
 
 従業員規模別に傾向をみると、、
 99人以下では
  ・「受注増などによる業務量の増加」:30.0%
  ・「従業員の年齢構成の調整」:30.0%
 100人以上499人以下では
  ・「後継者の育成」:36.0%
 500人以上では
  ・「受注増などによる業務量の増加」:27.9%
 などの特徴的な結果が報告されています。

 

【出典・引用】
大阪労働局 2019.11.01 ニュースリリース
「令和元年度第2回ハローワーク雇用等短期観測の結果」

https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/content/contents/201910301437_kikaku_tankikansoku.pdf 

欲しい人材に響く! 求人票の書き方(〇〇像の明確化)

 

■人材が不足している職種
 正社員の職種1位:「専門的・技術的職業」
 パート・契約社員等の職種1位:「生産工程の職業」
■人材が不足している理由
 不足理由の1位:「退職者の補充」
 
たとえば、管理職の総務部長・課長が
定年退職して後任の求人募集を行う場合

 

採用戦略の選択肢は、
前任の職務内容・仕事内容をそのまま、
後任の職務として募集することが一つ。

 

そしてもし、
前任の部長・課長が定型業務も担当していて、
その業務量のウエイトが高かったのであれば

・担当職務を棚卸し
  ▽
・非定型業務・定型業務に仕訳
  ▽
・定型業務のみを切り出して職務を再定義。

 

定型業務を担当する「事務職」
非定型業務を担当する「管理職」
求人募集することも、採用戦略の一つです。

 

ご参考までに、先のコラムでご紹介した
「大阪労働市場ニュース(令和元年9月分)」

「職種別有効求人倍率」では
 ・専門技術職:2.59倍
 ・販売職:2.08倍
 ・事務職:0.59倍
 ・サービス職:4.87倍
 ・生産工程職:2.39倍

との集計結果が報告されています。
 

【出典・引用】
大阪労働局 2019.11.01 ニュースリリース
「大阪労働市場ニュース(令和元年9月分)」

https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/content/contents/201910301355_kikaku_news.pdf

 

  
以上を踏まえた次のステップが、
求職者への求人情報の発信。

 

「〇〇像の明確化」

 

求人票の訴求力強化で大切なことは
「人材像・人物像の明確化」
よりも
「仕事像・職務像の明確化」

 

人材が不足している職種をひとことで
「専門的・技術的職業」・「生産工程の職業」と括っても、
その専門性・技術要件・作業工程は、各社各様。

 
自社の同じ職種名でも、正社員とパート・契約社員では
担う職務内容・役割は異なっている可能性もあります。
  
”売り手市場”とは、
求職者が応募先を選べる状況。
   
「この職種って、実際どんな仕事?」
「これって、経験・資格が活かせる仕事?」
「こういう仕事、やってみたい!」

   
そんな目線・視点からも各社の求人票を眺め、
「応募する・しないをジャッジ」しているであろうことは、
想像に難くありません。
   
とすれば・・・
  
いくら、

「欲しい人材像」を明確にしても、
「やって欲しい仕事」が不明確であれば、
その求人票・求人情報は、読み手にとって
「わからない求人票」・「興味が湧かない求人票」。

 

応募先の選択肢から外される可能性が
高くなることは想像に難くありません。
 
とはいえ・・・
 
ただ冗長に「ただ詳しく書き連ねる」ことは、
読み手にとって、その求人票・求人情報は
「読みにくい求人票」・「面倒くさそうな求人票」。
  
”詳しい”とは、あくまでも読み手の読後感。
これもまた、応募先の選択肢から外される可能性が
高くなることは想像に難くありません。
  
”欲しい人材に担って欲しい仕事内容”

そんな仕事像・職務像を明確にして、
バランスよく、的確に・具体的に・丁寧に
求職者に伝えておきたいところです。
  
2012年(平成24年)以来、
本連載コラム・求人票セミナーなどで
お伝えしていますが、 
「求人とは、集客。」
「求人票も、広告。」
です。

 

広告で大切なことは
「どこに出すか?」よりも
「だれに・なにを・どう伝えるか?」  
 
求人票も書き方次第、
求人情報も伝え方次第。

 
自社独自の具体的事実(Fact)をベースに
オリジナリティあふれる厳選・洗練されたコピーで
訴求する求人情報のリアリティ。
  
そんな、
"自社独自(= 他社との違い)を踏まえた言葉"・
"読み手を鮮明に意識し、訴求したコンテンツ"が、
より、「読み手の心に響く求人情報」
より、「応募に繋がる求人情報」
になろうことは、想像に難くありません。

 

訴求力強化の本質は、素材・言葉・表現の
チョイスとセンスとインスピレーション

 
求人票でも・有料求人広告でも・採用ページでも
その本質は、商品・サービスを広報・PRする
視点・考え方となんら変わりはありません。 
  
弊社では、ハローワーク求人票のほか、
採用ページ・各種媒体のリライトなどのご相談も対応しております。
良い採用の実現に、弊社のノウハウをご活用頂ければと存じます。

 

  

 
 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

みなさまのご参考になれば幸いです。


※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基に、

コラム記事として掲載しています。


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