【連載コラム:求人票の書き方 #20-2018】
平成30年6月7日 日本商工会議所は、
「人手不足等への対応に関する調査」
集計結果を公表しました。
全国 382商工会議所の訪問調査で
回答を得た企業数は、2,673社。
人材の過不足状況から、
充足しない理由など
さまざまな調査結果が
報告されています
今回のコラム、
この公開データを交え、
求人票の書き方を検証します。
※以下の資料は、
日本商工会議所公開データから引用します。
2,673社が回答 中小企業が求める人材
2017年調査との比較では
・一定の経験を有した若手社員(第二新卒等):64.2%
・新規学卒者(高卒):51.7%
が増加。
高卒については昨年より11.4pt上昇、
同じ"新卒"でも大卒では41.2%
ニーズの高さがうかがえます。
また、
「即戦力となる中堅層・専門家」は、61.8%
「一般職層・非専門的な人材
(パート・アルバイト等)」は、37.1%から30.7%
中小企業は求める人材は、
"経験ある即戦力"・"専門家・"若年層"
・短期の成果が期待できる人材
・長期の育成が期待できる人材
の二極化傾向もみてとれます。
【出典・引用】
日本商工会議所ニュースリリース(2018.06.07)
「人手不足等への対応に関する調査」
▽
https://www.jcci.or.jp/cat298/2018/0607143508.html
ハローワークで人材確保 求める人材に選ばれる求人票の書き方
「求める人材と求人票の訴求力」
このホームページコラムで、
2012年以来お伝えしている
求人票の書き方のコンセプトは、
「求人とは、集客。そして求人票も広告。」
です。
求人情報の訴求力を高めるには、
「求める人材の明確なイメージ」から導かれる、
「求める人材が興味・関心を惹く情報素材」の考察・選定が
最初のステップです。
「新規学卒者(高卒)」であれば、
・職業理解を促進できる具体的な仕事内容
・入社後の育成・指導の具体的な内容
「一定の経験を有した若手社員(第二新卒等)」であれば、
・一定の経験の具体的な内容
・一定の経験をどう活かせる仕事であるか
「即戦力となる中堅層・専門家」であれば、
・即戦力となる具体的な経験・知識
・即戦力として何を期待するか
などが素材選定の着眼点となります。
離職率などの"定量的"な情報では伝えきれない、
"定性的"な仕事・職場・会社の魅力
「他社求人との違い」・「自社で働く魅力」を
的確な言葉で「わかりやすく・ていねいに」伝えること。
「求める人材に選ばれる求人情報」・
「求める人材が詳しいと感じる求人情報」とは、
読み手である"求職者の目線"と"読後感"です。
月並みな表現から一歩踏み込んだ、
「具体的で明確。そしてリアルな言葉」で伝えることが、
"売り手市場で選ばれる求人情報"の大事なポイントです。
「求人とは、集客。求人票も、広告。」という
意味がおわかり頂けようかと存じます。
弊社コラムで繰り返しご紹介していますが、
ハローワーク求人票"3つ活用エリア"
・「仕事の内容」欄
・「特記事項」欄
・「備考」欄
は、「他社求人との違い」を文章表現で
求職者に訴求できるエリアです。
そして、ハローワークの求人票については、
よく「無料で使える」がメリットとして挙げられますが、
求人票を「広告」として捉えた場合、
更に大きなメリットがあります。
それは、
「掲載期間中にメンテナンスできる」
というメリット。
一般的な求人広告は、
掲載期間中の原稿修正は不可となっていますが、
管轄のハローワークで手続きを踏めば、
適時、求人情報の修正・更新が可能です。
言い換えれば
「求人票の反響をみながら求人情報を無料で
ブラッシュアップ・アップデートできる」メリット
・求人市場の動向をみながら
・求職者の反響をみながら
・応募者の関心をみながら
自社が訴求する求人情報を
「無料で、自社のタイミングで更新できる機動力」こそが、
売り手市場でのハローワーク活用の大きなメリットです。
「ハローワークの求人票」も書き方次第、
求人媒体の選択肢のひとつとして
ご活用頂ければと存じます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸甚です。
では、また。
※本コラムは、各メディア情報等取材した内容を基にして、
記事として掲載させて頂いております。
【ご参考】
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求人とは、集客。 欲しい人材に響く!「無敵の求人票」書き方セミナー
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「求人とは、集客。」 求人コンサルティング・コピーライティング
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